ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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VNブログ 【手作り看護グッズ】                                        2016.1.31

今月のVNブログは、福嶌動物看護師が
福嶌動物看護師作成の手作り看護グッズをご紹介します

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こんにちは、動物看護師の福嶌歩です
私は専門学校で動物看護を学び、学生の頃から憧れていた
VRセンターで
働き出し、現在5年目になります。

初めてのVNブログとなりますが、タイトル通り【手作り看護グッズ】に
ついてお話ししたいと思います。

当センターには、様々な疾患を抱えた患者さんが来院されます
その中でも、手術が必要な患者さんはもちろん入院が必要となり
入院中は
適切な看護が必要となります。

看護と言っても内容は様々で、個々の患者さんに合わせた看護を
実施して
います。
今回は、実際に使用した手作り看護グッズを2つご紹介します

まずは1つ目
【ストーマパウチカバー】
ストーマとは・・・
何らかの疾患により排便や排尿が困難となった場合に
排泄を目的として腹部に増設する排泄口のことです。

排泄口にプレート(面板)を貼り付け、そのプレートに専用の
パウチを付けることにより、排泄物がパウチに溜まる仕組みです。

こちらが実際に左腹部にストーマを増設し、プレートパウチを
装着した
ワンちゃんの写真です

下の写真は、そのパウチに被せるカバーです
入院中は患者さんの排泄物の状態を把握するため、透明のパウチを使用します。
院内であれば透明でも気になりませんが、飼い主様の面会時や気分転換の
お散歩で外へ行く際などは、やはり透明のパウチだと気になりますよね

             そこで、パウチが見えないよう作成しました

患者さんにとっては『何これ…といった感じだとは思いますが
飼い主様やスタッフからは『可愛い』と言っていただけました

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続いて、2つ目
【立位維持BOX
食道が拡張している患者さんに使用したものです。
食道が拡張していると、食べ物がなかなか胃に到達せずに
吐き出してしまう
ため、食べ物が胃に到達するよう食後に
数十分間立たせた状態で維持します。

もちろん数十分間スタッフが抱っこすることもありますが
スタッフは常に
動き回るため、患者さんがなかなか落ち着かないことも…

そこで、少しでも落ち着いて立位が維持できるようBOXを作成し
真っ白なBOXではどこか寂しい…と思い、イラストも描いてみました

とあるイラストを参考にしすぎなくらい参考にしたのはここだけの話ですが…
スタッフからは『似てるー』『可愛いー』と好評でした。

このように、何か専用のものが必要となる看護もたくさんあり
その場合は
少しでも手作りのものを作成し、暖かみのある
看護が提供出来るよう心がけています。

飼い主様が自宅で看護される際、
『あんなものやこんなものが欲しい
作りたい』など
ございましたら、是非ご相談下さい

“VNブログ 【手作り看護グッズ】                                        2016.1.31” への1件のコメント

  1. もみじ より:

    いつも楽しみにして、読ませていただいてます。
    どの記事からも仕事への真摯な姿勢と、患者さんへの愛情を感じ、本当に感心させられます。
    素敵なシリーズ(?)が始まりましたね。
    どちらのアイテムもご家族の喜ぶ顔が想像されます。
    ウチの食堂拡張の仔も大人しく箱に入ってくれたらなぁ(笑)無理だろうなぁ、猫だしなぁ(笑)
    箱作戦が成功したら似顔絵お願いしますね^ – ^
    次回作も楽しみにしています。

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