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VNブログ 【家族動物のお話】 2021.11.25
みなさん、はじめまして。
本年4月よりネオベッツVRセンターの一員となりました、
動物看護師の磯田です。
大阪と奈良の動物病院で10年余り一時診療に従事してきました。
さて本日は、今は亡き大好きな家族動物の紹介をします。
私は小さい頃から動物が好きで、高校生の時、
家族の一員として迎え入れたのが当時4歳の
フレンチブルドッグの エイト でした
ペットショップで育ち、里親募集により我が家にきたエイト
おもちゃを怖がり、散歩も苦手で、排泄をしたら
一目散におうちへ帰るようなわんこでした。
いつもお気に入りの椅子に座り、一日中寝ていて
心配になることもしばしば
しかしエイトにも大好きな時間がありました。
それはごはんの時間
どんな時でも、ごはんを用意している音で
飛んで走ってくるエイトが大好きでした。
ペットショップで育ったエイトは、商品のフードを
盗み食いしてしまうこともあったそうで、
我が家でもくいしん坊が災いして、
食卓に並んであった4人分の秋刀魚を盗み食いし、
お腹を壊したことも、今では良い思い出です
私が動物看護師になって、3年目の秋
11歳の誕生日を迎えた1ヶ月後、
エイトは静かに虹の橋を渡って行きました。
脳腫瘍でした。
当時一人暮らしをしていた私にとって、
人生のパートナーであるエイトの旅立ちは、
こんなにも辛いものなんだと初めて知りました。
病気の影響で、最後には私のことを認識することも
できませんでしたが、共に笑顔で過ごせた時間は、
動物看護師としての「いまの私」につながっています
自身の経験から、動物のケアだけでなく、
病気と一緒に戦うご家族のケアも大切だと、
エイトから教わりました。
より多くの動物と、そのご家族の笑顔を守る動物看護師であり続けるため、
これからも頑張ってまいります