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手術用顕微鏡の紹介 2015.2.9
昨年末にVRセンターに導入した手術用顕微鏡を
紹介します
主に、神経外科の手術で使用します。
脳腫瘍、脊髄腫瘍や椎間板ヘルニア
その他マイクロサージェリーに使用します。
ドイツ ライカ社の顕微鏡M525F50です。
重量300kgとドッシリとしていますが、デザインはシャープ
細マッチョな王寺先生と比べてみました
と見た目はさることながら、かなり機能性に優れています
顕微鏡から見える術部はこちらの機械で録画され
顕微鏡に取り付けらているモニターに映し出されます
モニターで映し出されている画像はとても鮮明です
あまりにも鮮明な画像なので、手術中の写真はモザイクをかけています。
先生が見ている術部を、モニターを通じて他のスタッフも
見ることができる為、手術をしている先生の手元がよく分かり
動物看護師もスムーズなサポートを行うことができます
先生が覗いている顕微鏡はこちら
裸眼に比べ最大16倍で術部を見ることができます
また、顕微鏡の角度を手元の容易な操作で
微調整が可能な為、術部を様々な角度から
瞬時に確認することができます。
手術中、様々な動きがスムーズに行えるようになったことで
手術時間が短縮され、患者さんの負担も軽減されるように
なりました
毎月約120件の手術を行っているVRセンターにとって
頼もしい機器が導入されました