ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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VNブログ 【アイシングのお話し】                                       2016.5.28

今月のVNブログは三平(みひら)動物看護師から
術後リハビリ前に行なうアイシングについてのお話しです。

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こんにちは、動物看護師の三平奨です。
私は東北の岩手県出身です。
盛岡三大麺(わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃめん)や

あまちゃんの舞台になったことでも有名です

ここネオベッツVRセンターに就職し今年で動物看護師歴3年目になります。
仕事にも徐々に慣れ、任されることが少しずつ増え、とてもやりがいを感じています

現在は椎間板ヘルニアのリハビリにとても興味があり、日々勉強しています

当院では様々な手術を受けられ、術後リハビリを必要とする患者様も多くいます。
同じ病気でも、その患者様にあったリハビリを考え実行し検討していくことが
今は
何よりの楽しみです。

また、飼い主様にリハビリのプランについてお話させて頂く機会も増え
次のような
ご質問が多いなと感じています

手術後すぐにリハビリをやりますか?
      A. リハビリは早くても手術の翌日から開始しています。

それまで何もしないのですか?
      A. アイシングを行っています。

そこで、今回はリハビリの前に行うアイシングについてお話したいと思います

まず、アイシングはどんな効果があるのか?
    A.  局所の炎症の軽減(腫脹の抑制)
          痛みの緩和

                その他にも筋肉の緊張を和らげるなどといった効果もありますが
                
主に上記2点の効果を期待して行っています。

どのくらいの時間行っているのか?
      A.  13分~5分で行っています。
           痛みの様子や腫れ具合によって124回実施しています。

どんなもので行えばよいか?
      A.  人で行っているような道具(アイスバッグ)がなくても行なえます
             
                
保冷材でも十分効果は期待できます
                
ただし、この時凍っている状態で行うと低温やけどをおこす
                 可能性もある為、
冷蔵庫で冷やしたものを使用します。

                  アイシングを実施している患者様のなかには冷たくて
                  ビックリしたようなリアクションを
することもあります
                 
その時には、保冷剤をガーゼや薄手のタオルなどで包み実施しています。
           
          
このようにしてアイシングを行い、痛みが緩和次第
          リハビリに移行していきます。
         

                      今回は当院で行っているアイシングの一例を
ご紹介しました。
           
御不明な点等ございましたらお声がけ下さい

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