ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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320ch-ADCT AquilionONE 導入記念セミナー                             2016.11.2

VRセンターの320列CTが稼働し、1ヶ月程が経ちました。
その間、約200頭の患者さんのCT撮影を行いました。

その報告を兼ね、10/27(木)に獣医師向け
320ch-ADCT AquilionONE 導入記念セミナーを
開催しました。

東芝医療用品㈱の診療放射線技師 安随先生から
CTの基礎知識について

VRセンターからは田戸先生が
この1ヶ月実際に撮影を行って得た、320列CTの様々な
可能性についてお話しました

以前のCTと比べ、レベルアップしたことは・・・・
やはり撮影スピードの早さ。全身のスキャンが約10秒で行なえます
さらに、被爆量が今迄のCTに比べ75%に低減。

また、寝台を動かさない状態で16㎝幅の撮影が行なえます
そこで期待が高まるのが無麻酔CT

無麻酔CTには以下のようなこに適応できるのではないかと考えています。
一部ご紹介すると・・・・
◆麻酔に耐えられない程状態のよくないこ
◆おとなしいこ
◆猫や小型犬の小さいこ

更に、動物たちは撮影中に動く可能性があるので不安定な
撮影画像になることがあります。
診断内容によっては、無麻酔CTでは情報量不足と
なることもあります。

例えば・・・・
比較的進行した肺転移のみの確認や
骨盤腔の状態確認は比較的可能ですが
頭部は動きやすいので不向きとなります。

また、麻酔のリスクは回避できますが
動いてしまうと撮影回数が増える為、被爆量が増加したり
撮影中の装置の音にびっくりする動物たちもいます・・・
怖がりのこはドキドキすることで心臓に負担がかかることもあります。

なるべく患者さんが落ち着いた環境で撮影を受けてもらえる様に工夫しています。
この猫ちゃんはキャリーに入ったままで・・・・
 

     撮影した画像がこちら
 

麻酔をかけて行うCTは
患者さんの撮影姿勢を固定できるので、診断に必要な
情報量を最大限得ることができます
動物たちも眠っている間に検査が終了する為、恐怖や
苦痛も感じません

その他にも・・・・
4D検査(空間の3Dに時間軸を加えた検査)により、心臓の動きが見えたり、
頚椎や関節の動きも見れます。

また画質もとてもきれいになり、画像処理機能も優れている為
より詳細な診断情報を得ることができるようになりました

VRセンターでは、320列CTとなった現在も
麻酔下でのCTを主としていますが、様々な症状で
来院される患者さんに最小限の負担で、ベストな
診断が行える様、患者さんに合った最適な撮影
方法を提案しております