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入院患者さん通信~フクちゃん退院おめでとう~ 2018.5.21
今回は、横隔膜ヘルニアの手術を受けて12日間の入院生活を
がんばったフクちゃんの看護例を紹介します
フクちゃんは呼吸促迫、食欲不振の症状で検査を受けに来院しました
胸のレントゲン検査と、無麻酔でCT検査を行い
検査の結果、横隔膜ヘルニアであることが分かりました。
お腹の中に脱出した消化管が肺を圧迫し、
呼吸がしにくくなっていました。
約1時間半の手術を乗り越え、手術後の入院生活が始まりました
手術後数日間は、口からご飯が食べられず
食道に入れたチューブから、ペースト状のご飯を入れて
栄養をとっていました。
手術から5日後、スプーンで口元にご飯を運ぶと
口から少しずつご飯を食べてくれるようになってきました
フクちゃんは手術後、一時的に食道拡張の症状がありました。
食後体が横になるとご飯が胃に入っていかず
吐いてしまう可能性がある為、食後約15分間、
立った体制をキープしなければなりません。
その間、動物看護師に抱っこをされながら
院内で過ごすフクちゃん
退院前日にはこんなにしっかりご飯を食べれるようになりました
入院生活後半は動物看護師と共に院内で過ごす時間が長く
処置室にいる間は、様々な事に興味を示していたフクちゃんでした
少しリフレッシュしていたかな
お家に帰った後お電話をすると、お家に着いて何時間も
ゴロゴロ喉を鳴らしてお母さんに甘えていたそうです
やっぱりお家が一番なんだね