ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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ふーたちゃんのお母さん作♪                                           2016.6.7

5月に会陰ヘルニアの手術をしたトイプードルのふーたちゃん
退院の時、お母さんからお手製カレンダーをいただきました

退院日が5/24だったので、わずか1週間でしたが
待合に掲示させてもらっていました。

すると、6月初旬の再診時、6月のカレンダーを作って
持ってきてくれました~

いつも一緒に写っているのは弟ワンコのそーたちゃんです。

今回は、カレンダーと一緒にポストカードもいただきました

お母さんが書き込んでいるひと言コメントがどれも写真にぴったり
『相田みつをみたいでしょ』と笑う楽しいお母さんでした。
ふーたちゃん、素敵なお母さんとそーたちゃんと楽しい毎日を過ごしてね

大橋ベルン君、献血 ご協力ありがとうございました                         2016.6.5

先日、新しく献血のドナー登録をしてくれたベルン君です

3才のベルン君は、少し前迄整形外科の治療で
当院に来院されていました。
治療が終わり、献血ドナーとなってくれました

とても大きなバーニーズマウンテンドッグのベルンちゃん
なんと体重約60㎏
リードを持っているスタッフよりも大きい

       診察台の上ではこの落ち着き

         前肢もこのたくましさ
         男らしい~

         お礼のごはんタイム
         お母さんがスプーンであげると
         喜んで食べてくれました。
 

     お皿もきれいにペロペロしてくれました
 
         ご協力ありがとうございました

WJVF第7回大会のご案内                                            2016.6.2

6月に入り梅雨の季節が近づいてきましたね
今年は、5月に夏日もあり、日々徐々に暑くなってきましたね。

VRセンターへの通院時は熱中症に気をつけてください。
いつもと違う環境で緊張したり、興奮し、体温があがることがあります。
お車は涼しくして
キャリーに入っている患者さんたちも通気性をよくし、保冷剤を入れるなど
キャリーの中が暑くならないようにご注意ください

さて、ここからはご案内です
今年もWJVF第7回大会が間もなく開催されます

市民の方にご参加いただける講座や
ワンちゃんネコちゃんグッズを格安で購入できる
バザーもあります

その他にも様々なイベントが開催されますので
是非ご参加ください

日時:6/18(土)・19(日) 10時半~

会場:松下IMPホール・会議室

参加費:無料

       詳細はこちらをクリックしてください

 よろしければ、下記申込書をダウンロードし
 ご記入頂き当日ご持参ください。
 もしくは、当日会場で申込書をご記入いただいております。


VNブログ 【アイシングのお話し】                                       2016.5.28

今月のVNブログは三平(みひら)動物看護師から
術後リハビリ前に行なうアイシングについてのお話しです。

。∞ 。。∞ 。。∞ 。。∞ 。。∞ 。。∞ 。

こんにちは、動物看護師の三平奨です。
私は東北の岩手県出身です。
盛岡三大麺(わんこそば、盛岡冷麺、じゃじゃめん)や

あまちゃんの舞台になったことでも有名です

ここネオベッツVRセンターに就職し今年で動物看護師歴3年目になります。
仕事にも徐々に慣れ、任されることが少しずつ増え、とてもやりがいを感じています

現在は椎間板ヘルニアのリハビリにとても興味があり、日々勉強しています

当院では様々な手術を受けられ、術後リハビリを必要とする患者様も多くいます。
同じ病気でも、その患者様にあったリハビリを考え実行し検討していくことが
今は
何よりの楽しみです。

また、飼い主様にリハビリのプランについてお話させて頂く機会も増え
次のような
ご質問が多いなと感じています

手術後すぐにリハビリをやりますか?
      A. リハビリは早くても手術の翌日から開始しています。

それまで何もしないのですか?
      A. アイシングを行っています。

そこで、今回はリハビリの前に行うアイシングについてお話したいと思います

まず、アイシングはどんな効果があるのか?
    A.  局所の炎症の軽減(腫脹の抑制)
          痛みの緩和

                その他にも筋肉の緊張を和らげるなどといった効果もありますが
                
主に上記2点の効果を期待して行っています。

どのくらいの時間行っているのか?
      A.  13分~5分で行っています。
           痛みの様子や腫れ具合によって124回実施しています。

どんなもので行えばよいか?
      A.  人で行っているような道具(アイスバッグ)がなくても行なえます
             
                
保冷材でも十分効果は期待できます
                
ただし、この時凍っている状態で行うと低温やけどをおこす
                 可能性もある為、
冷蔵庫で冷やしたものを使用します。

                  アイシングを実施している患者様のなかには冷たくて
                  ビックリしたようなリアクションを
することもあります
                 
その時には、保冷剤をガーゼや薄手のタオルなどで包み実施しています。
           
          
このようにしてアイシングを行い、痛みが緩和次第
          リハビリに移行していきます。
         

                      今回は当院で行っているアイシングの一例を
ご紹介しました。
           
御不明な点等ございましたらお声がけ下さい

ゼロくん お誕生日おめでとう                                          2016.5.24

5/23入院中に1才のお誕生日を迎えた患者さんがいます
チワワのゼロくんです

お誕生日の朝、担当の動物看護師が入院室の名札に
 HAPPY BIRTHDAYのワッペンを手作りしました

先日、環軸椎亜脱臼の手術をうけ、初めてのお誕生日は
VRセンターで迎えることとなりました。
お誕生日の日、お父さんとお母さんが面会に来られました。

ゼロくんのために、ご家族がお誕生日ケーキを
用意されたそうです

お誕生日当日は、生ケーキとご対面はできませんでしたが
オーナー様がかわいく飾りつけした写真のケーキと
共にお祝いです

こちらのケーキ、ゼロくんの写真を送って作ってもらったそうです。
クオリティーの高さに驚き

ペロっとでている舌がチャームポイントのゼロくん。
ケーキのゼロくんもペロリしてます

早くお家に帰ってケーキが食べたいな・・・・と思っているのか
チャームポイントの舌がいつもに増してペロリ・・・


もう少し入院生活をがんばっているゼロくんでした。

國中玄希ちゃん、献血 ご協力ありがとうございました                         2016.5.16

5/12(木)國中玄希ちゃんに献血にご協力していただきました


    
  診察室で写真撮影会となりました
  いろんな表情を見せてくれる玄希ちゃん。
  カメラ慣れしている様でカメラ目線もバッチリ
  お腹まで見せてくれました ゴロ~ン

  ご協力ありがとうございました

VRセンターの看板犬!?                                           2016.5.11

5/8(日)は母の日でしたね

VRセンターもこんなにかわいいお花をいただきました。
トイプードルのちゃちゃ丸ちゃんのお母さんお手製
カーネーションで作ったワンちゃんのアレンジです

 

女子スタッフからは特に大盛況
『かわいい~』の声と
『どうなってるの』とみんなでワンちゃん
アレンジを覗き込んでいました。

しばらくは受付の看板犬として患者さんをお迎えします

病気のお話シリーズ vol.12 “口腔内腫瘍”                                2016.5.2

今回の病気のお話しブログは、腫瘍科の田戸先生から
『口腔内腫瘍』に関するお話です

今回も、あまり目にすることの無い、口の中の
様々な腫瘍の写真があります

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犬や猫にとって、口は食事や作業をする大事な器官です
しかし、悪性の腫瘍が出来やすい場所にもなります

もし腫瘍が出来た場合は、急速に増大し出血や感染を
起こしやすいので生活の質が大きく損なわれます。

人間は歯に物が挟まっただけでも凄く気持ち悪くなり
異常には気づきやすいのですが、犬は非常に
鈍感なので進行した状態で発見されます

猫は犬よりも口の異常には敏感なのですが、猫の口に出来やすい
扁平上皮癌は、急速に進行するので初期に対応することが難しいです

         扁平上皮癌

犬の口の中に出来やすい代表的な悪性腫瘍としては
悪性黒色腫(メラノーマ)、扁平上皮癌、線維肉腫
代表的なものですが、
それぞれ非常に個性的です。
また出来る場所(上顎、下顎、舌、扁桃)によっても腫瘍の進行は様々です。

                悪性黒色腫(メラノーマ)

        
          扁平上皮癌

        
           線維肉腫

悪性腫瘍以外に、良性のエプリス(歯肉腫)もありますので
診断は組織を取って調べることが重要です。

  良性のエプリス(歯肉腫)


中でも、悪性黒色腫(メラノーマ)は、小型犬で最もよく見られ
これは急速に増大して壊死と出血を起こし、転移する能力も
持った最も攻撃的な腫瘍です

小さいうちに外科的に対応することが効果的ですが
骨にも浸潤するので、口の骨も含めた切除が
必要となる事が多い腫瘍です。

    下顎を含めメラノーマを切除

       線維肉腫切除前               線維肉腫切除後


出来る場所や範囲によって手術の難しさや術後の様子が
異なりますので、どのようになるのかは実際に診察してみないと
分かりません。

口の中を見るのは大変かと思いますが、チェックしてみて
何か出来物を見つけたら動物
病院に行って検査を受けてください

動物看護師のスクラブ リニューアル                                    2016.4.25

動物看護師が着用しているスクラブが新しくなりました
今迄は赤一色でしたが、エンジと黒を使用したスクラブになりました。


モデルは、日々筋トレで鍛えている動物看護師です

     
  袖にロゴも入りました
     
  受付後ろの壁に記している “Veterinary  Referral  Center”  と
  ワンちゃん、ネコちゃんのイラストをモチーフに作成しました。

  開院当初は良く質問された“Veterinary  Referral  Center”の意味
  ホームドクターからの紹介を受けて診療を行っている施設という意味です
  略すとVRセンターです

    
先生たちのスクラブの色は各自セレクトです
最近のVRセンターの先生方の人気の色は紺色でした。
今回はエンジ系の色や黒なども加わり、より院内がカラフルになりました。
カラーによって先生方のイメージもだいぶ変わります

VNブログ 【予防のお話し】                                         2016.4.17

今月のVNブログは小斉平動物看護師から
ワンちゃん・ネコちゃんの予防に関するお話です

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こんにちは。
動物看護師の小斉平美樹です。

動物看護師としては今年で12年目
VRセンターでの勤務は3年目になります。

さて、春は予防の季節です(特にワンちゃんたちにとっては)



そこで、今回私は一次診療も長かったこともあり、予防について
お話させていただこうと思います

みなさま、大切なワンちゃん・ネコちゃんに適切な予防は
していただいておりますでしょうか?

以前、飼い主様がおっしゃった言葉でとても考えさせられた言葉があります

その方の飼っていたワンちゃんは、ある伝染病で亡くなりました。
その子が亡くなったときに飼い主様が
「この子が亡くなったのは、予防をきちんとしてあげていなかった
私たちの責任です」と、泣きながらおっしゃいました。

その言葉を聞いてから、私は飼い主様に予防の大切さを
しっかり伝えていかなければと思いました。

菌やウイルスは目に見えません光ってくれません
動物の集まるところ、歩くところであればどんなところでも
感染する恐れはあります。

予防できる病気からワンちゃん・ネコちゃんを守ってあげれるのは、飼い主様です。

ワンちゃんの予防について
狂犬病予防
  狂犬病予防法により、生後91日以降の飼犬は飼犬登録と
  年1回の予防接種が義務付けられています。
  狂犬病は犬、人を含む哺乳類全てに感染し、発症すると
  死亡率はほぼ100%です。

混合ワクチン
  狂犬病以外の伝染病を予防するワクチンです。
  混合ワクチンは任意での接種ですが、感染率の高い感染症や
  死亡する恐れのあるもの、人にも感染するものなどが含まれます。
  また、ワクチンによって得られる免疫は生涯免疫ではありません。
  定期的にワクチン接種されることをおすすめします。

フィラリア予防
  蚊が媒介することにより感染する寄生虫病です。
  フィラリア成虫は心臓に寄生するため、感染してから駆除するものでは
  ありません(正確にはフィラリアが成虫にならないよう予防するものです)
  フィラリア予防を始める前には毎年必ず、前年きちんと予防できていたかの
  検査を行ってもらってください。
  そして、病院の指示通りの期間、予防を続けていただければきちんと
  予防できます。ただし、お薬は体重によって決められていますので
  ご注意してください。

ノミ・ダニ予防                                 
  ノミ・ダニによる皮膚炎や外耳炎などがあります。
  ノミ・ダニにはさらに寄生する怖い寄生虫がいることがあります。
  場合によれば成長不良、貧血、命に関わることもあります。 

ちゃんの予防について
混合ワクチン
  コアワクチン(3種混合)の他、猫エイズ・白血病のワクチンもあります。
  持ち物や衣服より感染する恐れがあるため、コアワクチンは室内飼いでも

  接種されることをおすすめします。
  感染すると命に関わる病気も含まれます。

ミ・ダニ予防
  ワンちゃん同様です。
  小さな子猫であればノミの大量寄生で、貧血により命を落とすこともあります。

フィラリア予防
  フィラリアは犬の病気ですが、ごく稀に猫にも寄生することがあります。


  
「うちの子元気やし、病気しないから予防はしません」
と、
おっしゃる方もいますが予防は元気なときにするもので、ワクチンなどは
病気になっているときには接種することが難しいで
す。

また、予防は飼われている子だけでなく、回りにいるワンちゃん・ネコちゃんを
守るためでもあり、自身が感染源にならないようにするためのものでもあります。

予防についての詳しいことはかかりつけの動物病院へご相談ください
定期的な健康診断と思って、動物病院へ足をお運びいただければと思います。

写真の猫は我が家の猫です
ワンちゃんは先日入院していたロットちゃんです。
予防をしっかりしてもらっているので、安心して入院生活を送ってくれました

細木様、ロットちゃんご協力ありがとうございました。

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