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『JAHAどうぶつフェスタ2018』に行ってきました~ 2018.6.28
先日、ブログでお知らせしていた
”JAHAどうぶつフェスタ2018”に行ってきました
会場に入ると、『人と動物の絆 写真展』が開催されており
ずらり並んだたくさんの写真に圧倒されました
微笑ましい写真 仮装大会の様なユニークな写真
突っ込みどころ満載の写真など楽しみながら
メイン会場へ
メイン会場では
様々なテーマでコーディネートした装いの
飼い主さんとワンちゃんのファッションショーと撮影会や
JAHAが行っている人と動物のふれあい活動(CAPP活動)の紹介
高齢者施設や学校、病院などの訪問活動の様子を
動画で紹介していました。
CAPP活動を通じて、施設の利用者の方、職員の方、
飼い主さん、動物たち、みんなが幸せホルモンに
包まれる素晴らしい活動になっている様です。
全国に92名しかいない、こいぬこねこ教育
アドバイザーの先生によるマナーについてのお話
しつけが出来ていると、動物病院やドッグカフェに行った時
お散歩中など、ワンちゃんもストレスフリーの状態になれます。
動物との幸せライフを過す為に必要なマナーを、動物たちが
大好きなおもちゃを用いて、ご自宅でも楽しくトレーニングするコツを
デモンストレーションを用いて分かりやすく教えてくれました。
最後は、出演者&出演犬&観客みんなでダンスをして
ノリノリでイベントは終了しました
別会場で行われていたぺピイバザーも行ってきました
開場30分前には会場前にずらり大行列ができていました
ペピイさんで販売されている、ペット用ベットやお洋服
リードなどが特別価格で販売されていました。
バザーのお買い得グッズや、企業ブースで配布している
おむつやおやつ等をいただいて、大荷物で帰る方が多数
いらっしゃいました
来年もきっと開催されると思いますよ。是非行ってみてください
献血 ご協力ありがとうございました 2018.6.25
先日、きなこちゃんが献血に協力してくれました。
梅雨で雨が降る中、急遽駆けつけてくれました
夜ご飯頃のお時間だったこともあり
献血後のご褒美をとっても美味しそうに食べてくれました
ご褒美タイムが終わると、扉の向こう側で待ってくれている
お父さんお母さんの元に戻りたくてたまらない きなこちゃんでした
今後もご協力宜しくお願いします
『JAHAどうぶつフェスタ2018』のお知らせ 2018.6.13
今回はイベントのお知らせです
毎年開催されている恒例のイベントが今年も開催されます。
『JAHAどうぶつフェスタ2018』
日 時:6月23日(土) 10時~16時半
会 場:松下IMPホール・会議室
最寄り駅:JR環状線 京橋駅、大阪城公園駅・地下鉄 大阪ビジネスパーク駅
参 加 費:無料
人と動物の絆がテーマのイベント
写真展、ペットグッズバザー、ファッションショー、ダンスなど盛りだくさん
また、企業ブースに行くと様々な商品のサンプル品が配られているかも
ご案内のパンフレットを待合に設置しています
イベントの詳細はパンフレットをクリックしてご覧ください

ワンちゃんとネコちゃんは一緒に会場に入れません。
スタッフ家族動物紹介 2018.6.7
こんにちは
受付の西野です
最近、急に気温と湿度が上がりましたね
ついに梅雨の季節に突入ですね
今回は、我が家の家族動物を紹介したいと思います
名前▷アイル雑種猫・3才・女の子♀避妊済
生い立ち
ある雨の日の朝…
同じ受付スタッフの通勤途中に、雨に濡れ鳴いているところを助けられる
片目がぐちゃぐちゃで、推定1か月半ほどの仔猫ちゃんでした
その後、約2週間の病院生活を終え、西野家へ
初めて迎える猫ちゃんだったので、なにかと悪戦苦闘
しながらも、元気にすくすく育つ
性格
さみしがりやで、甘えん坊
食べることが大好き
私が帰宅するとお出迎えから始まり、「ごはん頂戴にゃー‼」と
付きまとう⇒出された食事は、一瞬にしてペロリ⇒また、
「ごはん頂戴にゃー‼‼」と催促が止みません
置き餌にしたいのですが、絶対に太ってしまうので、
食事は朝夕2回に分けています
好きな事
・木製家具の角をガジガジすること
キャットタワーや、机、木製の棚の角には歯型があります
・飼い主の膝の上で寝ること
膝の上に乗られると、飼い主もなかなか動けません
(可愛い後ろ姿にめろめろです)
嫌いな事
移動のカバンの中
↑よく実家へ一緒に帰るのですが、その移動中、
かばんの中では息を潜めてブルブルと震えています
実家では、あちらこちらで日向ぼっこをして
1日を過ごします
私は元々完全な犬派だったのですが、猫を飼い始めて
猫の可愛さにどっぷりはまってしまいました
触りすぎたり構いすぎるとシッポをバシバシして嫌がるくせに、
たまに触って~とすりすり、ごろごろ喉を鳴らす姿がたまりません
毎日そんな姿に癒されながら過ごせることに感謝して
病気せず健康にいられるよう一飼い主として頑張ります
献血 ご協力ありがとうございました 2018.6.6
先日、テスちゃんが献血に協力してくれました。
急遽、手術で輸血が必要な患者様の為に、すぐに駆けつけてくれました
お天気の悪い大雨の中来ていただき、ありがとうございました。
お母さんが、「テスちゃんカメラが苦手で・・・」と
おっしゃっていましたが、お母さんの合図がかかると
カメラを前にじっとできるお利口さんでした
今後もご協力宜しくお願いします
JAHA新人研修フードキャンプ 2018.5.31
今回は、大里動物看護師が参加してきたJAHA新人研修
フードキャンプについてお届けします。
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こんにちは、動物看護師の大里です
4月24日(火)・25日(水)にJAHA(公益社団法人日本動物病院協会)が主催する
新人社員向けのセミナーへ参加してきました。
とはいえ、私は勤務歴10年目です
なぜ新人向けのセミナーへ参加したのかといいますと・・・
自身が新人教育を担う中で、
どうしたらより円滑に信頼関係を築けるのか
良い人財育成ができるのか
悩ましく思っていた点をプロの講師から学びたいヒントを得たい
という目的でした。
講師は元ANAグランドスタッフで、現在はコミュニケーションクリエイターとして
ご活躍されている磯部裕子先生です。
素敵な先生で、笑顔や話し方、身だしなみも上品で
すべてにおいて洗練されており、一目見ただけで惹きつけられる
魅力のある方でした
タイトルは
「新人研修ブートキャンプ2018」
~人と動物の未来を考えることができる動物病院になるために~ です。
ブートキャンプというだけあって、内容は二日間に凝縮されていました。
参加者は、近隣の関西地方や中国、四国地方から総勢30名程。
ほとんどが入社直後~3年目の方でした。
内容は
「社会人としての心構えとは何か」
「ホスピタリティの心を大切にした言動とは」
「仕事にやりがいや楽しみをかんじるために」
「自分の居場所をみつける」 などがありました。
学生と社会人の違いやホスピタリティとは何か、
正しい敬語の使い方、身だしなみや立ち振る舞い、
組織での役割を自覚しチームワークを育むにはなど、
充実した内容に自身も初心にかえり身が引き締まる思いでした。
また、グループワークが多く、設けられた制限時間内にグループ内で
ディスカッションをし、ポスターにまとめて発表を繰り返すという、
緊張と緩和の連続でした
あっという間の2日間でしたが、
セミナー受講後は
自身の不足していた部分に気付くことができ、
挨拶の仕方や敬語の使い方に間違いがなかったか、
自己満足で行動していないかなど、
自身の言動を振り返り、今まで以上に強く意識するようになりました。
今後は
自身の意識改革も併せて、学んだ内容を活かし、病院全体の
ホスピタリティ向上を目指して、新人教育に取り組んでいこうと思います
献血 ご協力ありがとうございました 2018.5.30
先日、エイト君が献血に協力してくれました。
お父さんとお母さんと一緒に元気いっぱいで来てくれました。
エネルギー溢れるエイト君登場で、待合は一気に賑やかになりました
骨格がとっても大きなエイト君
手首の太さも、保定をしている男性動物看護師と
同じくらいの太さです
診察室では「エイト君」の呼びかけにすぐ反応してくれる
とてもいい子でした。
今後もご協力宜しくお願いします
新規導入機器紹介:サンダービート 2018.5.26
今回は新しく導入した手術器具 “サンダービート” を紹介します
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腫瘍科の田戸です。
今日は手術器具の紹介です。
より安全で確実な手術を行うためには、経験や鍛錬も必要ですが、
最良と思われる器具を更新する事も同じように重要です。
腫瘍を摘出するには、血管を剥がして、結んで、切断する事が
必ず必要になってきます。
腫瘍は血液を欲しがるので細かい血管が入り乱れるように流入します。
それらをすべて結紮すれば確実ですが手術時間がどんどん長くなってしまいます。
そこで様々な器具を用いて止血を行っていくのですが、
今までは主に 電気メス と 超音波メス を使用してきました。
これらには一長一短があって、状況によって使い分けていましたが、
それらを一つにした器具が開発されました
超音波で血管の蛋白質を固めて止血する上に、電気を流して、
より確実に止血する事が可能となりました。
超音波メスだけでも止血して、血管を切断する事は可能でしたが、
大きめの血管だと出血するリスクがありました。
電気メスを組み合わせる事により止血能力が向上し、結果として
手術が安心して行えるようになり、スピードも向上します。
また体の中に残さなければならない糸の量も少なくなるので、
より負担が無い手術が可能になっています。
超音波メスはハーモニックと呼ばれていましたが、今回の手術器具は
音波に電気を組み合わせているのでサンダービートという名称です。
すごくカッコいい名前ですね
ちなみに超音波メスも新しくなり、その名もソニックビートと言います。
こちらもカッコいい名前です
ネオベッツVRセンターでは、技術だけではなく、このように新しい器具も
積極的に取り入れています。
入院患者さん通信~フクちゃん退院おめでとう~ 2018.5.21
今回は、横隔膜ヘルニアの手術を受けて12日間の入院生活を
がんばったフクちゃんの看護例を紹介します
フクちゃんは呼吸促迫、食欲不振の症状で検査を受けに来院しました
胸のレントゲン検査と、無麻酔でCT検査を行い
検査の結果、横隔膜ヘルニアであることが分かりました。
お腹の中に脱出した消化管が肺を圧迫し、
呼吸がしにくくなっていました。
約1時間半の手術を乗り越え、手術後の入院生活が始まりました
手術後数日間は、口からご飯が食べられず
食道に入れたチューブから、ペースト状のご飯を入れて
栄養をとっていました。
手術から5日後、スプーンで口元にご飯を運ぶと
口から少しずつご飯を食べてくれるようになってきました
フクちゃんは手術後、一時的に食道拡張の症状がありました。
食後体が横になるとご飯が胃に入っていかず
吐いてしまう可能性がある為、食後約15分間、
立った体制をキープしなければなりません。
その間、動物看護師に抱っこをされながら
院内で過ごすフクちゃん
退院前日にはこんなにしっかりご飯を食べれるようになりました
入院生活後半は動物看護師と共に院内で過ごす時間が長く
処置室にいる間は、様々な事に興味を示していたフクちゃんでした
少しリフレッシュしていたかな
お家に帰った後お電話をすると、お家に着いて何時間も
ゴロゴロ喉を鳴らしてお母さんに甘えていたそうです
やっぱりお家が一番なんだね
ネオベッツセミナー‟僧帽弁閉鎖不全症” 2018.5.14
今回は、先日開催したネオベッツセミナーについて藤井先生がレポートします
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こんにちは。
獣医師の藤井愛里です。
先日、当センターで「JASMINE動物循環器センター」の髙野先生を
お招きし、ネオベッツセミナーを開催しました。
JASMINE動物循環器センターは最先端の循環器治療で世界的に
注目されている施設です
本セミナーの演題は
『僧帽弁閉鎖不全症の診断&治療アップデート
~変わる内科治療内科治療る内科治療&外科治療の実際~』 であり、
循環器の基本的な知識から、様々な研究データをもとにした最新の内科治療や
外科治療について、非常に貴重な講演をして頂いたので、その内容の一部を
ご紹介させて頂きます。
「僧帽弁閉鎖不全症」という病気を耳にしたことがある方は少なくないかと思います。
僧帽弁閉鎖不全症は
犬において最も一般的な心臓の病気の一つで、
そのほとんどが加齢とともに数年かけて進行します。
この病気は、適切な治療介入によって、生活の質を
上げることができますが、治療介入時期やお薬の種類について
様々な意見があります。 従来では、
トリプルセラピー
ピモベンダン ・ フロセミド ・ ACEi の3種類のお薬を使うのが一般的でした 髙野先生のお話では、
ダブルセラピー
ピモベンダン ・ フロセミド の2種類のお薬でいいのではないかとのこと
ピモベンダンの治療開始時期については、
現在は無徴候で心拡大が認められない
早期(StageB1)からの内服開始は現時点では推奨されておらず、
心拡大が進行した
無徴候の僧帽弁閉鎖不全症(StageB2後半)からの内服開始によって、
有意に肺水腫や心臓死までの期間を延長させたというデータをご紹介頂きました。
このことから、咳などの症状が出る前から定期的に心臓のエコー検査を
行うことの必要性が高まってきているように思われます。
次に、従来動物医療ではあまり実施されてこなかった
僧帽弁閉鎖不全症の外科手術もご紹介頂きました。 外科手術の方法とは、
一旦心臓を停めて人工心肺装置に接続し、その間に心臓の弁を
形成するというものです。
難度の高い手術になりますが、JASMIN動物医療センターでは、
その治療成績も向上しており、僧帽弁閉鎖不全症の治療として
選択肢に挙げられるようになってきています。
僧帽弁閉鎖不全症は昔からある病気ですが、新しいお薬の使い方や
外科手術という新しい選択肢ができてきていると実感できたセミナーでした。