ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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James A.Flanders先生が VRセンターに来院されました                      2014.11.6

先日、コーネル大学のJames A.Flanders先生が
東京と大阪で開催された
JAHA(公益社団法人日本動物病院協会)
国際セミナーの講師として来日されました

大阪会場に来られた際、VRセンターにも立ち寄られました
こちらは川田センター代表とお昼ご飯をご一緒した時の写真です
とても紳士的な先生です

3日間開催された軟部外科セミナーは
”尿疾禁・異所性尿管・乳び胸・喉頭・気管虚脱の治療、肝臓腫瘍の摘出手術”と
盛りだくさん
VRセンターからも田村先生が参加しました

待合室模様替えしました                                        2014.10.21

季節はすっかり秋ですね
お昼間はとても気持ちいのいい季節なので
待合の模様替えをしました~

模様替えポイントは・・・
待合の大きな窓ガラスから外の景色を
楽しんでもらえるように

夏場は、窓からの日差しが少々ジリジリと暑いのですが
この季節となれば、穏やかな日差しとなって
心地よい光が差し込むようになってきました。。。。。。
待合からの開放感を感じて頂けるといいな・・・・と思っています。

      どこが人気シートになるかなぁ
      ワクワクして見ていると・・・・

      
 眼科の診察で通院中のファルちゃんとお父さんが
 来られました。いい席に座ってくれました
 お父さんもファルちゃんも外の景色を楽しんでくれてる

   写真を撮らせてもらっていると
   ファルちゃんがこちらを向いてくれました

  近づいていくと
  とろ~んとしたこの表情
  いつもお父さんとドライブしながら診察に来ています。

  診察が終わるといつもテンションマックスで
  受付に顔をだしてくれます。今日も来てくれました

  遠くから来ているので気をつけて帰ってくださいね

祝 学会受章&VRセンター10年目スタート                               2014.10.15

10/12(日)、獣医学術近畿地区学会が開催されました。
VRセンターからも数名の先生が発表を行い
今年は、3名の先生が受賞しました。

王寺先生
   優秀研究褒章受章   2012年にも同賞を受賞しました
 発表演題:
 『イヌの胸腰部脊髄くも膜憩室に対して硬膜形成術を実施した14例』

澤木先生
  学術奨励賞受賞 
 発表演題:
  『猫の門脈体循環シャント42症例における血液検査に関する検討』

田村先生
  学術奨励賞受賞 
 発表演題:
  『尾側頸部脊椎脊髄症(CCSM)に対してScrew&PMMAあるいは
    MatrixMANDIBLE System固定手術を実施した犬の10例』

同日、同じ施設で動物看護師向けに、動物看護に関する学術集会も
開催されました。

VRセンターからは眼科専任の大里動物看護師が
『周術期管理における看護ケア~白内障患者の入院看護~ 』
についての発表をおこないました

そんなVRセンターは2005年10月3日が開院日
今年で10年目に入りました。
先日、VRセンター設立時から関わりのある方々と
スタッフが集合しました
また、20周年・・・・・次世代に引き継ぎ100周年と
集まっていける様、改めて日々の診療に励む決意をする
集まりとなりました。

入院室通信 ~アクアちゃんのお部屋~                                  2014.10.8

入院室の大型犬舎に行ってみると
いつもと違う光景が・・・・

 大きなお部屋にかわいい水玉のサークルが・・・
 中にはミニチュアダックスのアクアちゃんがいました

アクアちゃんは胸腰部椎間板ヘルニアの手術を
受けて入院していました。

  初めての入院生活でストレスを感じているようで
  通常、小型犬が過ごす小さめの入院室にいると
  タオルを鼻でこすって、鼻先にキズが
  できてしまいました

 ダックスは穴掘りをする習性があるので、鼻でタオルを
 堀り堀りしていたようです

 そんな狭い空間にストレスを感じているアクアちゃんに
 最適の空間が完成しました~

水玉マットサークルのスゴイところをご紹介~

マットを連結することで、ケージレストが必要な
 動物たちでも、少し開放的な空間を作ってあげれます

ぶつかっても衝撃を吸収してくれる適度にソフトな素材

汚れても洗える素材

マットはマジックテープで連結でき、組み合わせることで
 いろんな大きさの空間が作れます

マットの内側はお水をこぼしても大丈夫
 はっ水加工されています

  実は今回、マットを上下逆に使用しています。
  通常はベージュの部分が下です。
  ベージュ部分はマジックテープがないのでマットの
  連結部から脱走しないよう今回は上下逆にしています

    こんな優れたマットに巡り会って
    初めての入院生活を乗り越えてくれたアクアちゃん
    8日間の入院生活お疲れさま

退院後、先日元気な姿をみせてくれました

☆★入院生活がんばったで賞★☆                                    2014.9.18

こちらは、ヴィスタちゃん 少し長く入院しています

数年前、眼科の診療で通院して以来のご来院で
今回は整形外科の受診で来られました

両後肢の前十字靭帯断裂のため、関節鏡にて
関節の中を確認し、手術となりました。
今回は右後肢の手術を行いました。

さらさらでふわふわでそして艶々の毛を両後肢
毛刈りさせてもらいました
後姿が少し寂しげですが。。。。
手術をがんばった証

病院前でお散歩を楽しんでいたのでパチリ
夕方はさわやかな秋風が吹いて、ヴィスタちゃんの
さらさらのしっぽが風になびいていました~

入院室では、お家から差し入れの“ささみ”をトッピングしたご飯

  今日はまだお腹が空いていないのかな。。。。

ちょっぴりクールな時もあるヴィスタちゃんですが
頭をなでてあげるとうれしそうにする一面も


     
また、左後肢の手術で近々来院のご予定です。 

オーナー様がお迎えに来られた時は、とっても
いい表情をして帰っていきました
しばらくはお家でゆっくりしてね

待合の献血コーナー♪                                         2014.9.9

    待合に献血コーナーを作りました~

     献血にご協力いただいているオーナー様から
     とってもかわいい手作りのフォトスタンドも
     いただきました

    オーナー様の作品を参考にして、私たちも
  献血にご協力いただいているワンちゃんたちの
  フォトボードを作りました

受付横に設置しています。
かわいい~の声が時々聞こえてくると
少しうれしくなってしまいます

現在献血ドナーに登録していただいている
ワンちゃんは16頭
VRセンターに来院されるワンちゃんで
輸血が必要な処置のとき、ご来院頂き
献血していただいています。

ドーナー登録頂いたワンちゃんには
健康診断をおこない、感謝状&献血カード&
血液型刻印カプセル等をお渡ししています。

        こちらは、感謝状です

VRセンターの心強いサポーターのワンちゃんたちを
紹介しているコーナーでした

VNミーティング                                              2014.8.26

今回は、VRセンター主催で行っている
VNミーティングを紹介したいと思います

VNとは Veterinary Nurse の略で動物看護師のことです。
VNミーティングは、毎月第3水曜日、近隣の動物看護師が
約30名ほど集まり、毎月異なるテーマで情報交換を
行っている場です

診察終わりで参加されている方も多いので
スタートは21時から

今月のテーマは『感染症の動物への対応』についてでした

        それぞれの動物病院が行っている現状を
        スライドを使って紹介します。

感染症に感染した患者さんの来院は、どの病院も
年にほんの数件ととても少ない様です。

しかし、いざパルボウィルスなどの感染症に感染した
患者さんが来院されたとき、院内感染を防ぐ為
どの病院もマニュアル化した取り組みを徹底して
行っていました

隔離病棟や隔離室のしくみ、消毒方法や着用着についても
紹介していました。


                 しっかり防御しています

少しずつ異なるそれぞれの動物病院の
取り組みにみんな興味津々
新しい情報をキャッチし、気になることは
どんどん質問が飛び交っていました。

           参加者の大半が女子ということもあり
           大きな女子会のようでした

来月のテーマは『私の思い出の症例』
自分のターニングポイントとなった思い出に
残っている患者さんについて発表をし合うようです

VNミーティングでの情報交換は、日々の診療に
活かされているようでした

入院室通信 ~ネコちゃんのお家~                                    2014.8.5

入院室に行ってみると・・・
珍しくネコ&ネコのお隣同士のお部屋がありました

当センターの来院はワンちゃんが多いので
入院室もワンちゃんがほとんどです

長い入院生活の間少しでも落ち着いた環境で
過ごしてもらえる様に、入院看護リーダーの
津熊動物看護師が作成したのが
ダンボールエコハウス

ネコちゃんの習性を活かして作成したお家
見事にお気に入りの空間となっていました

            ぷぅちゃんのお家

   いつも手作りハウスにすっぽり入って入院室から
  外の様子を見ていました。
  処置の為に入院室からでる時も・・・・
  お気に入りのお家ごと処置室に移動
  処置が終わればそそくさとお気に入りの
  お家へ帰るほどのお気に入りでした


     寝ている表情からすると・・・・
     お気に入り度数は、きっと100点満点

        茶々ちゃんのお家

    まだ4ヶ月と幼い茶々ちゃんは
   キャットタワー風の2階建てのお家に
   なっていました
  1階はベットルーム。2階はプレイルーム。

   茶々ちゃんのツボを抑えたハウス
   1階から2階へ器用に行き来しながら
   遊んだり寝たり大活躍のハウスでした

   入院室は動物看護師の工夫や知恵がたくさん
   詰まっています。
   動物の習性やそれぞれの動物たちの
   特性に合わせた環境づくりを行っています
    

★動物看護師紹介コーナー★                                       2014.7.28

待合に動物看護師紹介コーナーを作りました

                 VRセンターの動物看護師20名の写真とコメントを
                 掲示しています。

写真はスタッフがペットと一緒に撮りました
2匹のペットを両脇に抱えて撮った、大作写真もありますよ

スタッフからは撮影苦労話をたくさん聞きましたが・・・・・
苦労の甲斐あって、動物共々いい表情で撮れてます

コメントは、5つの質問から各自複数個選んで書いてます

動物看護師としてお伝えしたいこと

動物看護師として今迄1番印象深かったこと

飼っている動物

好きな動物

好きな言葉

主治医の先生からの紹介後、不安な気持で初めて
ご来院されている飼い主さんも多いと思います。
看護にあたる動物看護師のことを少しでも
知っていただき、心の支えとなっていただけたら
いいな・・・と思っています。

待合でお待ちの間、よろしければご覧下さい

WJVF第5回大会                                             2014.7.15

7月12日・13日、WJVF第5回大会が開催されました。

すっかり恒例となったこの学会、今年も当センターから
たくさんの先生と動物看護師長が講師を行いました

会場がVRセンターから近いので、スタッフは
交替で学会に参加し、学会に参加している先生とも
連絡をとりながら院内業務を行っていました
先週末は入院している患者さんが20頭を超えていたので
院内はなかなかの忙しさでした

学会はと言うと・・・

今年の市民向け講座は大阪ビジネスパークの
松下IMPホールが会場でした。
昨年より会場が広くなったので快適~

  会場に入ると、たくさんの動物たちの写真に
  出迎えられました

   
    事前に『人と動物の絆』をテーマに応募のあった
    約200枚の写真が展示されていました

こんなにたくさんの動物たちの写真を見る機会は
なかなか無いので、とても楽しい空間となっていましたよ

動物たちが見せる絶妙な姿に自然と顔がほころびました。。。

そんな私たちを幸せにしてくれる動物たちですが
平成24年 犬:38,447頭 猫:123,420頭も
殺処分されたそうです。

不幸な動物たちを減らすためには
動物が小さい頃からよい関係を築くことが
大切になってくるそうです。

動物たちは適切な教育を受けると、様々なことを
覚えます
今回の講座でも、たくさんのワンちゃんが
飼い主さんと一緒にしつけ教室に通って覚えた技を
披露していました

例えば、ワンちゃんが『 お座り、待て、伏せ、回れ 』を覚えると
飼い主さんと一緒にダンスを踊ることができるそうです

また、『ハウスの掛け声でケージに入る』ことを覚え
ハウスの中は安全なスペースと認識させると
ワンちゃんにとってリラックスできるスペースとなり
災害時の同行避難にも役立ちます

ワンちゃんはすばらしい学習能力を持っているので、教育を
すればどんどん賢くなり、人も動物も大好きになるそうです

動物たちとの絆を深め、より楽しい生活を送るため
しつけの大切さを感じる講座でした。

            

午前の講座の締めくくりは、日本動物病院協会に所属し
ワンちゃんと様々な活動をされている方たちのダンスでした。
実はこの中で動物看護師長も踊っています

動物と生活することの楽しさを感じることができる
この学会、来年も夏ごろ開催予定となっています。
是非ご参加してみてください。