ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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動物臨床医学会                                             2013.11.25

11/15(金)・16(土)・17(日)動物臨床医学会が
大阪国際会議場で開催されました。

当センターからも宇根センター長・川田・王寺・戸次獣医師
富永動物看護師長・丸谷動物看護師が発表を行いました

本番前、ある日の会議室では、今回も恒例の予演会を行っていました
今回は、初の発表を行う丸谷動物看護師の予演会でした。

夜間動物救急センター専任の丸谷動物看護師の
発表テーマは、夜間センターならでは
『動物救急診療において電話対応による重症度評価の有用性』

 宇根センター長と動物看護師たちみんなで
 1枚1枚スライドを確認。意見が飛び交います。

 初めてスライド作りをした丸谷動物看護師
 スライドソフトのいろんな機能に目からうろこになりつつ
 無事完成です

 スライド修正後、もう1度最初から通してみます

 3回にわたって行った予演会で、スライドは
 ドンドン膨らみがでて、発表もスムーズに
 なっていました

 *****   *****  *****

緊張でドキドキだったという丸谷動物看護師ですが
発表直前には、腹をくくったそうで・・・・・ 

     大きなスクリーンで いざ本番
 後方の座席にはたくさんの人がいたようです

  犬の起立困難症状に対する問合せ電話に
  4項目の質問内容を設定し、電話応対の
 有効性について分析していました。

   質問内容から動物たちの重症度が評価でき
   来院する動物の情報をスタッフが共有することで
   来院に向けての準備、来院後の速やかな処置が
  可能になったことが報告されていました。
          

  発表を終えた丸谷動物看護師からひと言
     
   今まで、発表を行ったことがありませんでしたが
   センター長・動物看護師長・スタッフみんなの
   サポートで無事に終えることができました。
   今回の大きな学会で他の演者の方の発表を聴き
   学ぶこともたくさんありました。
   緊張しましたが、有意義な時間を過ごすことが
   できました。

 *****   *****  *****

    発表を終えた夜も、夜間の救急病院で調子が
    悪い動物たちからの連絡を受け、来院に備える
   丸谷動物看護師でした

   21時~5時迄、獣医師・動物看護師約3名体制で
   年中無休で待機しています。
   来院前にはお電話を  06-6977-3200

動物愛護フェスティバル♪                                         2013.11.14

11/10(日)大阪城公園で動物愛護フェスティバルがありました

動物関連の企業や獣医師会、専門学校などたくさんの団体が
ブースをだして様々な催しが行われていました。

毎年行われている動物愛護フェスティバル
例年お天気に惑わされているような気がします

毎年この時期の開催ですが、とてもとても寒かったり
日焼けするほど暑かったり、昨年は大雨
今年はなんとか曇をキープしていましたが・・・・
最後は大雨になってしまいました

当センターも献血ドナー登録をお願いするブースを出していました。
おひとりだけドナー登録をしてくれた方がいました。
ご厚意ありがとうございました

 広場では
      盲導犬や警察犬によるデモンストレーションや
       動物介在活動をしているワンちゃんのダンス
     

            アジリティ―ドッグの競技会もしてました
     
     障害物も難なくクリアしていく見事なワンちゃんたち

 ブースでは
    ワンちゃんとご一緒さんには
        着物を着て金屏風の前で写真撮影
           
              年賀状の素材に打ってつけ

                    缶バッチも作れます
           

  体重測定や爪切りサービス、動物健康相談もしてました。
     
    お腹ペコペコさんには
     おでん、焼き芋、ナンカレー、焼きそば
     綿菓子、チョコバナナ、ポップコーン などなど
     ランチ&おやつタイムもバッチリ

    お子さんたちには
     ヨーヨー釣りやスーパーボールすくい
     お絵描きしてキーホルダーも作れます
            

毎年内容は変わりますが、ご家族で楽しめるフェスティバルですよ
ワンちゃんとご一緒だと特典もたくさん

来年はお天気に恵まれて開催されたらいいな・・・・

ある日の入院室♪                                            2013.11.7

当センターは、関西圏を中心に全国各地から
動物たちが来院します。
南は沖縄から北は宮城まで・・・

先日は、福岡からゴールデンレトリバーの
ジョーカー君が来院しました。
後ろ肢の靭帯の手術を行い、約1週間入院していました。

ある日の入院室。
ジョーカー君のおやつタイムに遭遇しました

 動物看護師がおやつを見せながら
 お座りと言うと・・・・

 一瞬でお座り
 そして視線はおやつに釘づけ

 おやつを近づけると・・・・

 これ以上無理~っというくらい
 顔が伸びてきました
 でも、ちゃんとお座りはしてました
 かしこい
    
 お部屋に移動しておやつタイムです

 もぐもぐしながら、カメラを見てくれました

 
 ジョーカー君は担当の動物看護師も
 太鼓判を押す、賢いワンちゃん
 入院室のお部屋の扉を開けても
 飛び出さず、ジッとしています。
 『待て』もバッチリ100点満点

 動物看護師がいなくなると・・・・

 ポツリお部屋の中で寂しそうにしている
 ジョーカー君でした

 そんな入院生活も終わり、元気に帰っていきました。
 次は、3週間後の再診。大阪のこと覚えてるかな。。。

第3回動物看護大会                                           2013.11.1
10/27(日)第3回動物看護大会が開催されました。

当センターの津熊動物看護師が口演を行いました

入院看護リーダーの津熊動物看護師の口演テーマは
『入院ストレスを少しでも軽減させる工夫』

当センターは、本番前に予演会を行います。
診療後、スタッフが集まっている予演会会場では
本番さながらに発表を行っていました

今回は、2回目の予演会。
試行錯誤して作成したスライドの最終チェックを
宇根センター長に受けていました

見やすく、伝わりやすいスライドになるように
色合いやグラフ作成のポイントまでアドバイスを
受けていました

日ごろから入院室で入院動物たちの一番近いところにいる
経験を活かし、動物たちが入院室のケージの中で
リラックスして過ごせる環境作りについて重点を置いて
報告していました

入院室のケージ内環境を整える為に、飼い主さんから
お家での生活環境をお伺いし、情報を収集

たとえば・・・・
ケージに入ることに慣れているか?
寝床や排泄について

情報を元に、個別にお部屋作りを行い動物たちが
安息できているか検討し、必要に応じて改善した
結果を報告していました。

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    本番はこんな感じで、遠くから・・・・

発表を終えた津熊動物看護師からひと言

他の演者の方の口演を聴いて、仔犬・仔猫の頃から
人間や犬・猫に慣らしていることで、入院した時
入院環境にも馴染みやすくなると感じました。
パピーケアを学ぶことの大切さを感じました。

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津熊動物看護師をリーダーに、
VRセンターの動物看護師は常に入院動物たちが
「よく眠れているか」「幸せそうな表情をしているか」に
注目して、動物たちのストレスを緩和できる環境作りに
日々取り組んでいます。
 

大阪でシンポジウムがありました                                       2013.10.20

先日、VRセンターの上の会場でシンポジウムが
開催されました。

内容は『高齢者とペット』

これからどんどん高齢者の人口が増えてくる中
考えさせられるテーマでした。少し紹介します

人間も動物も寿命が延び、
2012年の日本人の平均寿命は
男性:79才  女性:86才

健康年齢(身の回りのことを自身で行える年齢)は
男性:70才  女性:73才

動物たちはというと
2012年は 13才  14才
2009年は 11才  9才  

『動物と暮らす良い面』というアンケート調査によると・・・・
~ 50才以上の飼い主さんは ~
   癒される
   毎日が楽しく過ごせる
   家庭や夫婦間が和やかになる

~ 65才以上の飼い主さんは ~
     癒される
     毎日が楽しく過ごせる
     自分自身の健康に役立つ

高齢者が動物を飼うと・・・・
● 身近に愛する動物がいることが生きがいとなる
● 動物の世話をすることで役割・責任感を持ち、生活にリズムができる
● 動物を通じて会話が増え、人との交流ができる
● 孤独感や疎外感が和らぐ

などの良い面がある一方、こんな不安を感じています。

動物を飼っている高齢者が抱える不安に・・・・
● 自身が高齢になり、動物の世話ができなくなる
● 経済的な負担

動物を飼うと、癒やされたり、毎日の生活が
ハッピーになるなど、動物たちが私たちに与える
良い影響はたくさんあります

一方で人間も動物も寿命が延び、独り身の高齢者が
動物を最期まで看ることができるかという問題があります

高齢者が、可愛がっていた動物の世話を
できなくなったときのサポートが今後、課題となってきます。
高齢者の子供が引き取るのか?
お世話をしてくれる施設に頼るのか?など・・・・

そうなったとき、しつけがしっかりできた
誰にでも愛される動物であることは
大切だなと感じました。。。。。

今回のシンポジウムは、特定非営利活動法人
動物愛護社会化推進協会が開催していました。

家庭動物を正しく理解し、適正な飼育ができる
飼い主さんを増やし、共に暮らす楽しさ良さを
広める活動や、人と家庭動物に関する様々な
活動をされている協会です。

例年、大阪では秋にシンポジウムが開催されています。
今年は終了しましたが、また来年開催されるかも
毎年、違うテーマで行っており、一般の飼い主さんも
参加できますよ

新献血ドナー ワンちゃん♪                                         2013.10.9

先日、久しぶりに献血ドナーに新規登録をしてくれた
ワンちゃんがいます

上田クロスちゃん 2才のボーダーコリーです

以前からドナー登録して頂いている、ふぁん太ちゃんの兄弟犬です。

          こちらがふぁん太ちゃん
      似てるかな・・・・

なかなか新規で登録頂けるワンちゃんがいないので
とてもありがたい気持ちでいっぱいになりました

ドナー登録して頂いているワンちゃんたちも
年齢を重ねて卒業となってしまったり・・・・・

ご協力頂けるご連絡を頂いても
9才未満の年齢や10㎏以上の体重
お薬を飲んでいない健康なワンちゃん等
条件に一致するワンちゃんが少なく
なかなかご登録頂くことが難しいのが現状です。

ご興味を持って頂けたら  06-6977-3000 まで
ご連絡お待ちしております。・。・。・。・。・

お散歩ターボ君♪♪                                           2013.10.1

最近、秋のスッキリしたお天気が続いて
毎日気持ちいいですね。

VRセンターから空を眺めると、きれいな青です
雲ひとつない・・・と言いたいところでしたが
今日は雲がありました

こんないい気候だと、入院中の動物たちもお散歩タイムが
楽しくなります。きっと・・・・・

今日は、抗癌剤の治療で約1週間入院中の
ゴールデンレトリバーのターボ君がお昼の
お散歩をしてましたお散歩は病院前の駐車場

  「ターちゃん」の呼びかけで、1枚撮らせてくれました
    

                 もう1枚。おねだりしてみました
   

    大サービスこんなに長い舌を披露してくれました
   

        
     ターボ君は、クンクンするのが好きなようで
     今日もクンクンしてました。
     お気に入りの匂いがしたかは・・・・

       「そろそろお部屋に帰るよ~」の声に
       ちょっと残念そうなターボ君

   でも、とってもいい子に病院に向かって行きました。

    入院動物たち用の入口からお部屋に
    VRセンターにお越しの際は、左側の自動ドアを
    入ってくださいね。

この後、入院室への途中で通る受付に決まって顔をだしてくれるターボ君
受付スタッフからの好感度は、200%

待合に賞状が増えました♪                                         2013.9.18

先日、待合に賞状がひとつ増えました
昨年の日本獣医学術近畿地区学会の学会で
王寺先生が受賞した、優秀研究褒賞の賞状です。

賞状の授与は翌年の近畿連合獣医師大会になるので
今年の大会で賞状を戴きました

    待合のテレビの上をチラッと見て下さいね。

 
            よ~く見ると・・・・・

  ~・・・・・・・・・・・~    ~・・・・・・・・・・・・~

9月も中旬になると、朝晩はすっかり涼しくなって
秋めいてきましたね

真夏の間は、暑いお昼の時間を避けて
夕方の涼しい時間の予約を希望される方も
いましたが、ようやくお昼間の時間の移動も
苦にならなくなってきたのでは・・・・

猫もひなたぼっこをするようになってきました

 

献血のご協力ありがとうございました。                                  2013.9.9

最近輸血が必要な動物たちが多い当センター

今月も、2頭のワンちゃんが献血に協力してくれました。

 バーニーズマウンテンドッグのアンディくん 
   お父さんとお母さんのご都合でいつも日曜日に
   来てくれます。

   診察台にのってもこの堂々とした姿。
   カメラ目線もバッチリなかなかの大物っぷりです
   パワー溢れる4才のアンディちゃんです

 ボルゾイのルークくん 
   
同居犬のアキラくんもドナー登録してくれていて
   交代で来てくれます。

   2頭が一緒に来ることはめったにないので・・・・・
   どっちがルークちゃんアキラちゃん
   え~っと・・・左がルークちゃんです
   2頭とも美白ですっっ うっとり
   
   

献血は間隔を空けないとおこなえません。
当センターでは最低3ヶ月。
また、冬以降にご協力お願いします

ささやかですが、お礼の気持ちで
写真入りのカレンダー等を作ってお渡ししています。
今回はこんな感じで。。。。

        

腰の椎間板ヘルニア                                           2013.8.31

当センターはMRI が完備された施設です
主治医の先生からのご予約で、脳や脊髄の
状態を確認する為、MRI撮影にたくさんの
動物たちが来院します

その中でも多い症状のひとつに
腰の椎間板ヘルニアがあります。

レントゲンやCTで、どこに病変があるか場所を
確認することはできますが、MRIでは圧迫されている
脊髄の状態を見ることができ、ある程度予後を
予測することも可能です

MRIの撮影後は、椎間板ヘルニアの状態を
絵心バッチリの先生たちが絵を描きながら
説明してくれます

腰の椎間板ヘルニアの種類は2種類。
詳しくはこちらをクリック 

腰の椎間板物質が神経を圧迫すると、疼痛や
歩行困難、後肢に麻痺が生じます。

腰の椎間板物質を取り除く手術もヘルニアのタイプに
よって異なります。短時間で終わる手術の場合は
椎間板物質を取り除くのに約45分

そんな椎間板物質には様々なタイプがあります
ドロドロした柔らかいタイプから硬いタイプも・・・・
今回の手術では、こんなにしっかりした
椎間板物質が取り除かれました

    この椎間板物質の持ち主は・・・・・・
    コ―ギ―のム―ちゃんでした

背中に手術の勲章を残して退院
傷口の周りが赤いのは、手術の際傷口を消毒するときに
使った消毒スプレーの跡です

早く帰りたくて、すごいパワーで帰っていきました
ム―ちゃん退院おめでとう