ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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献血のご協力ありがとうございました。                                  2013.8.18

今月は、輸血が必要な手術が数件あり
3頭のワンちゃんたちが献血に協力してくれました

 ジャーマンシェパードのバンちゃん 
      思わず凛々し~・・・・・・っと言ってしまいそうですが
      2才の乙女です。
      元気いっぱいでキャピキャピしていました

   

 スタンダードプードルのアンリくん 
   モデルさんみたいなポーズをしてくれました。
   5才の男の子です。なんだか妖艶な感じ男の子ですが。。。

   同居犬のカイザーちゃんの眼科の診察の時に一緒に
   来てくれてました。

     

今回、急なお願いで写真撮影のお時間がなかった
フラットコーテッドレトリバーのウォリスちゃんも
ご協力してくれました。

いつも急なお願いにも係わらず来て頂き
本当にありがとうございます

動物看護師の勉強会                                           2013.8.11

先日、オリンパスの業者さんに来ていただいて
動物看護師向けに内視鏡の取り扱いの
勉強会を行いました

最近、外径が5.5ミリの細いタイプの内視鏡が
当センターに入りました

これを機会に、内視鏡の準備や片付けを行っている
動物看護師が、取り扱いを再認識しよう
ということで業者さんに協力して頂きました。

今回は、内視鏡のセッティング、使用後の内視鏡の洗浄
内視鏡の処置のメンテナンスについての勉強会でした。

まずは、内視鏡のセッティングから
スムーズに検査を行う為に、正確なセッティングと
機器にトラブルがないか確認することはとても大切

そして、内視鏡の洗浄について
検査後はできるだけ早く洗浄して、汚れや菌を取り去ります

今日は、実際の検査室が使用中だったので
診察室で実践
長~いブラシを使って内視鏡の中もしっかり洗浄
普段はシンクの中で行っています

最後は、誤食してしまった異物の除去や組織の採取をする時に
使用する鉗子の洗浄を行い本日の勉強会は終了

普段から行っていることですが、改めて細かく説明してもらい
各自いい勉強になったようです

高価な機器が多い当センター
取り扱いをしっかり理解しておくことで、検査がスムーズに
行えるだけでなく機器の故障防止にも繋がるので
みんなで1時間しっかりお勉強しました

MRI室を紹介します                                           2013.7.30

今回は、当センターのMRI室について紹介します
MRI検査は、月平均85件行っています。

先生の問診後、動物たちは飼い主さんと
約1時間半~2時間離れ離れになります・・・・

動物たちはどんな検査室に行っているのかご紹介します。

診察室で飼い主さんと別れた後、処置室へ移動します
そして、MRIの検査に必要な全身麻酔をかける準備に入ります。

 まず、チクリと注射を・・・麻酔薬をうちます。
 この麻酔で動物たちは痛みを感じなくなります

 検査中は、吸入麻酔を使って、気管チューブから
 直接肺に麻酔を入れています。
 その為に使うのが写真の器具です

 白いパックに入った管が気管チューブ。
 この管を喉に通す時に使うのが真中の器具、喉頭鏡。
 気管チューブがすんなり入るようサポートする器具です。

 左端の器具は、気管チューブを入れる時
 動物たちの口を開けた状態に固定する器具です。
 

 気管チューブが入ったら、急いでこの青い扉の向こうへ・・・
 この扉の中がMRI室。
 とても強い磁場がでているので、金物は禁止
 

MRI室の中はちょっと近未来的
動物たちは写真中央の緑のマットが敷いてある上に
寝かせられます。
奥の丸いドームの中へ台がスライドしたら、撮影開始。
約45分~1時間、麻酔で眠っている間に撮影は行われます。
撮影中は先生ともお別れMRI室で1人1匹ぼっち

先生はというと・・・・
隣の操作室で、たんさんのモニターを見ながら
動物たちの安全を確認しつつ、MRIの画像を見ています。
5つのモニターが何かというと
 上段左モニターで、撮影中の動物の様子を確認
 上段右モニターで、心電図など細かいモニタリング
 下段左モニターで、MRIの機械から届く撮影データの条件を設定
 下段中央モニターで、左側のモニターから送られてくるMRI画像の確認
 下段右モニターは、電子カルテ

そしてMRIの機械は常に冷やしておかないといけないので
MRI室はいつも低温設定です

    
別機械で、MRIの機械自体も冷やしています

MRIの撮影が終わったら、処置室へ リターン
呼吸を補助してくれる麻酔器の元へ
徐々に麻酔を体外へだしていき
動物たちはお目覚めです
       

   
目が覚めたら・・・・・眠る前と同じ光景です
MRI室に行っていたことは、きっと夢の中の出来事
< br />この後、撮影画像ができあがったら先生が
画像を見ながら検査結果のお話を行います。
   
その間、動物たちはぼんやりしながら、麻酔で冷えた身体を
動物看護師に温めてもらっています

麻酔が覚めて、シャっきりしたら待合で飼い主さんと再会
再会を喜ぶ飼い主さんと動物たちの間には
いつも様々ない~い空気が流れてます
みんなお疲れさま

かわいいスリーショット♪                                            2013.7.17

7月になっていよいよ夏本番ですね
毎日『暑い~っ』と思わず言ってしまう。。。連日の猛暑

そんな暑い中、ご機嫌で通院してきた3匹たち

しばらく、眼科で通院している
シーズーのぎんちゃんとひまわりちゃんです。
今日は同居のジェイシーちゃんが付き添いで一緒

みんなで写真撮らせてもらいました
ワンツースリー 違いを探してくださ~い

  シーズーの2匹はお父さん違いの兄弟犬。
  こんなに体格に差がでるらしく・・・・びっくりです。
  ぎんちゃんのほうがひと回り?ふた回り?くらい大きいっ

    今日も体重測定しました
   ぎんちゃんは7.5kg ひまわりちゃんは4.3kgでした。
   眼もきれいで、調子いいよっと先生の太鼓判

   かわいいかわいい3匹たちでした
 

       もう1枚。
       控えめひまわりちゃんに哀愁そそられますっ

    
   まだまだ暑い毎日なので、熱中症にはお気をつけください

献血のご協力ありがとうございました。                                   2013.7.4

先日、献血ドナーに登録してくれている
アキラちゃんが、献血に来てくれました。

アキラちゃんには度々ご協力頂いていて
当センターの心強い助っ人・・・ならぬ・・・助っ犬です

いつも本当にありがとうございます
今回は、脾臓腫瘍のワンちゃんに輸血させて頂きました。

アキラちゃんが来院した時はちょうど待合が空いてました

      診察室に呼ばれるまでの間
      待合をひとしきり探索中


       ソファーの隙間に何か・・・


   動物の月刊誌か・・・
   毎月違う動物の特集をした冊子だな
   お持ち帰り自由なんだ

   
   待ってました~。お・や・つ
   ちょうど夕方で小腹が空いてたのだ

   
    おやつ食べたら献血がんばるよ

アキラちゃんの気持ちになって書いてみました。。。。
犬心とぴったり合ってるかなぁ?・・・

今日もとってもいいこに献血をさせてくれました
そして特技披露~

        お耳ジャーン              お耳・・・お耳・・・・っ
  

おちゃめなアキラちゃんでした
ご協力ありがとうございました。

大阪で学会がありました                                            2013.6.27

6月7月は獣医学関連の学会シーズン
週末は学会に参加する先生がたくさんいます。

6/22(土)・6/23(日)は大阪でも学会がありました。
WJVFという学会です。今年で4回目の開催になります。

毎年大阪で行われており、今年はホテルニューオータニ大阪が
会場となっていました

当センターからも
センター長 宇根、川田、小山、王寺とたくさんの
獣医師が講師を担当しました。

スタッフも多数聴講に行っている為
この2日間のセンター内はひっそりとしていました

獣医師・動物看護師向け講座以外に
市民の方も無料で参加できる市民向け講座も
いろいろ行っていました。

その中からひとつ
『 犬との生活をより楽しくするために
~パピーケアのすすめ~ 』という講座を紹介します。

動物病院にいるパピーケアスタッフのお話でした。
仔犬や仔猫が、動物病院は怖いところ・・・
認識してしまう前に、仔犬や仔猫のしつけや健康管理を
飼い主さんに伝えるスタッフがパピーケアスタッフです。

パピーケアスタッフは動物病院でパピークラスを開催し
社会化に必要なことをいろいろと教えてくれます
診察台に慣れる練習
歯磨きやブラシ慣れる練習
体を触られても嫌がらない練習
大きな音にも動じない練習・・・・・
お勉強することはたくさんあるようです

※当センターは治療目的の動物たちが来院するので
パピークラスは行っていません・・・

当センターは問診表に動物たちの性格を書いて
頂いています
みんな様々な性格を書いてくれます

 ● おとなしい
 ● 人見知り
 ● おこりんぼ
 ● 臆病
 ● 活発
 ● 甘えん坊
 ● 神経質
 ● おちゃめ
 ● 物分りが良い
 ● 落ち着きがない
 ● テンションが高い
 ● 社交性なし
 ● 喧嘩っ早い
 ● 無鉄砲
 ● 自由
 ● 気分屋

などなど・・・・・ちょっと楽しませてもらっています

お家でいる時と病院に来た時では、慣れない場所で
情緒が不安定になる動物たちが多いと思いますが
小さい頃から病院に馴れていると、飼い主さんも
病院に連れて行くことをためらわなくなり
定期的に検診を受けることで、病気の予防や
早期発見にも繋がりますよというお話でした

来年は7月に第5回WJVF学会がホテルニューオータニ大阪で
開催されます。覚えていたら参加してみてください

動物看護師大集合!                                           2013.6.19

先日の猛暑日
月1回、動物看護師全員が集合する会議の後
みんなで集合写真を撮りました

24時間看護体制をとっている当センターは
早朝・早出・遅出・夜間勤務と4つパターンで
動物看護師は勤務しています。
全員集まると、こんなにたくさんのスタッフになりました

太陽ギラギラの35℃近い暑っつ~い病院の入口に大集合。

            マジメに・・・・はいポーズ

はい。もう1枚。掛け声は・・・・

           例の予備校講師の名言から・・・・
           いつ撮るか 今でしょ

         みんな明るく元気に働いています

空梅雨の特典★                                              2013.6.12

梅雨なのに、6月に入っても雨がなかなか降らないなぁ・・・
と思っている今日この頃。
天気予報によると台風もそれていったみたいですが・・・

お天気だと、喜んでいるのは入院中の動物たち。
病院の外でお散歩ができるから

夕方のお散歩を楽しんでいるのは柴犬の
おはち ちゃん

ところで、先月5 月のVRセンターはどんな動物たちが
来院していたのか調べてみました

 犬・・・・ 92%
 猫・・・・  8%

ワンちゃんのほうが圧倒的に多かった~
もう少しネコちゃんも来院していると思っていましたが
こんなに少なかったです。
入院室を覗いても、犬犬犬犬・・・・・猫犬犬犬・・・なくらい
ワンちゃん率が高い

~ 犬種別ランキング ~
 ① ミニチュアダックス
   神経科の受診率が大
   椎間板ヘルニアの症状でMRIの撮影や
   手術が多いな。。。

 ② トイプードル
   整形外科の受診率が大
   橈尺骨骨折や膝蓋骨内方脱臼が多いな。。。
   ソファなど高いところからの飛び降りで
   骨折しています。

 ③ チワワ
   神経科が比較的大
   発作など、脳の検査の来院が多いな。。。

 ④ ミックス犬
   症状は様々。整形・腫瘍・眼科・神経と
   どの科にもまんべんなく来院しているな。。。

 ⑤ 柴犬
   眼科の受診が約半数
   白内障や緑内障など症状は様々ですが
   眼科で受診中の動物たちは、長い間目薬を点眼しながら
   通院している仔もたくさんいます

小型犬の来院率が高いです。シェパードやセントバーナード
バーニーズマウンテンドッグなど大型犬も来ています。
待合では皆さんの安全の為に、必ずリードを付けるか
ケージに入れてくださいね

普段はとってもいい子でも、環境の変化で思わぬ
行動をとることがあるのでご協力お願いします。。。

電子カルテ&紙カルテ                                          2013.5.29

当センターは、VRセンターも夜間の救急も
初診の来院動物がたくさんいます

そこで増えるのがカルテ
昨年はVRセンターで約2,280件
夜間の救急病院で約3,140件のカルテが
新しく加わりました。

当センターは電子カルテを中心に紙カルテも使用しています。
どんどん増える紙カルテの収納と闘っているのが受付スタッフです
昨年のセンター内の工事でカルテ棚は大きくなりましたが
日に日にカルテ棚は埋まっていきます

センター内のカルテ棚がいっぱいになってくると
定期的に紙カルテの整理を行っています。

しばらく来院されていない動物たちのカルテを
ひとつひとつ整理しながら、倉庫のストックスペースに
引越しさせます
更に、倉庫で一定期間を過ごしたカルテは、全てのデータを
電子化して保管しています

只今、受付スタッフは紙カルテの整理まっただ中
紙カルテには入院中の看護記録や飼い主さんから
伺った動物たちの情報がたくさん詰まっています。

受付はたくさんの紙カルテに囲まれながら
コツコツと整理に励んでいます

そしてもうひとつのカルテは電子カルテ。
先生は電子カルテを中心に使用しています
血液検査、病理検査、そして診察内容など
すべてが記録されています。
ネットワークで繋がっているセンター内のあちこちのパソコンで
電子カルテの情報を見ることができます
便利な時代だなぁ~

当センターを受診された動物たちの診療内容は
電子カルテに記入し、報告書として主治医の先生に
メールやFAXで送っています

VRセンターは通常診療日の夜迄に
夜間動物救急センターは主治医の先生の病院が始まる迄に
お送りしています。

主治医の先生と連携して診療を行っている当センターならではの
日々の光景です。

CTやMRI、レントゲン等の画像は、CDRに焼いて
飼い主さんに持って帰ってもらっています
データーは忘れず主治医の先生に渡してくださいね


 

蘭ちゃん眼科の診察に行く★                                         2013.5.16

今回は、眼科の小山先生の診察をレポートしました

眼科の診察室は他の診察室に比べると少し小ぶりです
そんな診察室に先生・動物看護師・飼い主さん・犬の蘭ちゃんと私
診察室は大人4人とワンコでめいっぱいになってしまいました

今日は、手術後の検診
12日前に角膜の中の異物を採る手術をしていました。

      こちらは手術翌日の蘭ちゃん

 1日入院してお家に帰る前です。
 右眼の周りは毛が丸く刈られています。。。。
 眼の手術をした動物たちによく見られる当センターの光景です。
 毛が生えてくるスピードは様々。柴犬は遅いらしいですよ    

 そして右眼には角膜を保護する為に、コンタクトレンズを
 装着しています。このコンタクトレンズがなかなかの高級品
 自然に取れてしまう事も大いにあるらしく・・・・
 蘭ちゃんはいつまで装着できるかなと思っていたら
 再診日の今日にはきれいになくなっていました。
 どこに落としてきたかは

さてさて本日の眼の検査は。。。

 まずは、涙の量の測定から。特殊な紙を眼の中に。
 1分間の我慢です。青く染まってきました~。
 涙はちゃんとでてました問題なし

    
 続いては、
 暗室にもなる眼科診察室の照明を少し落として
 眼の中の状態を特殊な機械で確認です
 キズはないかな?

   
    先生が診ている眼の状態はモニターで
    飼い主さんも見ることができます。
    こちらも問題なし
    

 蘭ちゃんの術後はとても順調でした
 最後に眼の洗浄。ナミナミと洗浄液をかけてしっかり洗浄し
 『 もう来なくていいよ 』 と言われて、みんなニコニコで
 診察は終了しました

             気付いた
      
     私、ネオベッツVRセンターの案内パンフレットの
     モデル犬を務めています
     まさか小山先生の手術を受けるなんて・・・
     想定外の蘭ちゃんでした