ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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待合室 動物看護師紹介コーナーのお知らせ☆☆彡                      2021.6.8

先日、待合に掲示している動物看護師紹介コーナーを
リニューアルしました

今年から動物看護師の人数が25名に増えました。
今迄の動物看護師紹介コーナーでは手狭になり
広いスペースを設けることにしました

                        Before:テレビ下の少スペースでした

           After:テレビ左側スペースへ引越し

動物看護師全員、写真とひと言コメントカードを付けて紹介しています。
家族動物がいるスタッフは動物の紹介もしています。

家族動物は、バラエティーにとんでおり
犬、猫を飼っているスタッフが多いですが
うさぎやチンチラ、トカゲ、ヘビ、カエルなどなど
様々な動物を飼っています

かわいい写真をたくさん掲示しています

現在、新型コロナウィルス感染症対策の為
お車でお越しの方は、お車で待ち時間を過ごして頂いており
待合で過ごしていただける時間が少なくなっておりますが・・・
通りすがりにチラッとご覧ください。

VRセンターの待合プチ情報をお伝えしました~

VNブログ 【家族動物紹介】                                        2021.5.30

こんにちは
動物看護師の伊東です

今回は最近我が家の一員になった
新入りくんを紹介したいと思います

 
               カツオくん ♂
            (カツオのぬいぐるみで遊んでます)

捨て猫だったこの子を縁あって引き取ることになりました
年齢は恐らく2~3ヶ月程で体重はまだ525gしかありません。

保護直後は目ヤニでほとんど開いてなかった目も1日3回の目薬で、
今ではぱっちり開いてくれています
食事は既にドライフードをもりもり食べております

子猫を飼い始めるにあたり、まずは生活に必要な
トイレやごはん、ケージ、ベット、おもちゃなどを買い揃えたり、
病院のスタッフから譲って頂いて準備万全だったのですが、
用意していたベットをなかなか使ってくれず、
今の寝床は我が家の収納スペースの隙間です

ゴルフバッグとキャリーケースの間で熟睡しているカツオくんです
やはり猫は狭いところが好きなようですね

私は動物看護師として働き始めて3年目ですが、
子猫の育て方についてまだまだ知らないことが多いと実感し
専門学校時代の教材を引っ張り出したり、ネットで検索したりと勉強中です

  

カツオくんと暮らし始めて、改めて動物が人に与えてくれる
癒しにはすごいパワーがあるんだなと思いました

カツオくんが家へ来てまだ日が浅いですが、既に大切な家族の一員です。
病院へ来院される患者さん達もオーナー様にとって
大切な家族の一員であることを意識し、より良い看護を
提供できるようこれからも頑張って行こうと思います

山口先生紹介                                                  2021.5.17

今回は、総合診療科の山口先生を紹介します。

山口先生は、一次診療の病院で勤務後
北海道大学の動物医療センターで
検査麻酔や手術麻酔を学んでVRセンターへ来ました

先生へ質問をしてみました

なぜVRセンターで勤務しようと思ったのですか

専門性を高められる職場を探していた時
宇根センター長と話をする機会があり
“ VRセンター以上の職場はない ”と感じたそうです

生まれ育った大阪、獣医師としても成長させてくれた大阪で
勤務したかった・・・と大阪愛に溢れている先生です

麻酔に関して特に興味をもっている理由を聞いてみました

手術が、患者さんの今後に与える影響力が大きいと感じていた頃
重症患者さんの手術で麻酔管理を任される機会がありました。
必死に勉強して臨み、手術が成功して、元気になって退院した時、
チームとしての喜びと自分のやるべき役割を認識し、
麻酔集中治療に対興味が深まっていきました。

北海道大学ではどんなことを学んでいましたか
ひと言で一日中麻酔

朝出勤すると
麻酔器の立ち上げ、前日に考えた麻酔薬の用意
日中は
検査や手術の麻酔管理
夕方から
当日の反省会、翌日の患者さんのディスカッション

勤務時間外など空き時間は
麻酔科で呼吸生理学や循環生理学の勉強会

まさに麻酔どっぷりの日々を過ごしていたそうです。

VRセンターで勤務して半年以上が経ち、VRセンターの印象は

麻酔に関わる動物病院としては、大学病院に引けを取らないくらい
機器や薬剤が揃っており、診療数も多いと感じています。

先生のお家の猫も紹介してもらいました

                まいちゃん 10才

                    カメラが趣味の先生撮影の1枚です

もともと保護猫で、出会った頃は警戒して全く顔を見せて
くれなかったそうですが・・・
今では、玄関でお出迎えをして『お腹を撫でて~』と
せがんでくるほど仲良しに

ツンデレでかわいいそうです

お休みの日は何をしていますか

焙煎したてのコーヒー豆を購入して、毎回豆を挽いて
おいしいコーヒーを淹れているそうです
エスプレッソマシーンでカフェラテを淹れることも

       ラテアートの腕前がお見事

お天気のいい日は、おいしいコーヒー屋さんまで
ドライブをするそうです

最近は、お家時間も楽しめるようにベランダを改造して
日向ぼっこスペースを作ったりも・・・
おいしいコーヒーとあったかベランダ
そしてツンデレな猫のまいちゃん
素敵なお家時間を過ごしている先生です

診療中は、総合診療科として、幅広く診療を行いつつ
麻酔管理として他の先生から声が掛かることも多々あります。

麻酔管理をする上で大事にしていることは

それぞれの患者さんから出来るだけ多くの情報を得て
生じうるリスクやトラブルを予測し、予防できる事は予防を
麻酔中に生じたことに関しては、早期に治療する
より安全な検査や手術が提供できるよう
目的に合った麻酔管理を正確に選択しています。

現在は、自身が主体となって考える事や、外科の先生方と
ディスカッションする機会も多く、日々やりがいを感じていると話す
山口先生を紹介しました

VNブログ 【家族動物紹介】                                       2021.4.25

こんにちは。動物看護師の黒川です。

コロナウイルスがなかなか終息せず気が滅入りますが、
本格的に暖かくなってきて少し気分が和らぎますね

今回は私の家族動物の紹介をします。。。

十姉妹(じゅうしまつ)の、
桜庭・アマテラス・メイリアちゃんこと桜庭さんです。

十姉妹とはスズメ目の鳥さんで、姉妹のように
とても仲良くできることから名づけられたそうです。
鳴き声は朝にピッタリのまさにさえずりといった鳴き声です。

桜庭さんとの出会いは私が専門学生の頃でした
鳥類の授業を教えてくださっていた獣医師の先生からいただきました。
ひたすら長い名づけの由来ですが・・・

「人生で一緒に暮らせる動物の頭数は限られている
でも付けたい名前がたくさんあってどれも捨てがたい
全部付けるしかない

という私の気持ちから、付けたい名前を全部付けました

我が家の桜庭さんはいわゆる「手乗り」の鳥さんでないため、
基本的に触られたりするのは苦手です

わんちゃんを飼ったことのある私としては、
触れ合えないことが寂しいと感じることもありました

しかし、お世話をしていくうちに手を怖がらなくなっていき、
私が清掃や食事のセッティングのためにケージに
手を入れても気にしなくなりました。
しかし私以外の家族だと、ケージの端に逃げてしまい
かなり警戒することから、桜庭さんは私のことを認識している
と嬉しくなりました

また、触れ合いがなくても桜庭さんの日常を見ていると、
桜庭さんの考えや気持ちが伝わり、とても癒されます。

     桜庭さんの日常ショットをご覧ください
     (拡大して撮ってますので少し画質荒いです)
  
 
  青菜を日傘にする桜庭さん
  葉のしなりを生かしています。眩しかったのでしょうか。


     お皿に新聞紙をふわふわに入れて
     休憩所として使ってもらおうとしましたが、
     全部払い落して直に座り込む桜庭さん
     冷たい所に座りたかったのでしょうね、
     ふわふわは私のお節介だったようです。

桜庭さんのように、入院中の患者さんたちにも
元気付けてもらったり癒しをもらっています

大きな手術を乗り越えて元気になってくれる姿、
怖がりさんが甘えん坊さんになってくれる姿など・・・
まさに動物看護師としてのやりがいを感じる瞬間です。

これからも患者さんの小さなサインに目を配り、
たくさんのコミュニケーションを取って、
オンリーワンの看護を行えるように頑張っていきます

病院前駐車場 工事中のご案内 その①                                 2021.4.20

動物看護師の資格が『愛玩動物看護師』として国家資格化となるため、
先日から、隣接する大阪ペピイ動物看護専門学校様の
拡張工事が本格化しております。

病院前駐車場スペースが、原型を留めない程変貌してしまいました

          病院に気づかず通過して行かないように
        大きな看板を付けています

     この看板を過ぎると病院ですが
   病院前駐車場はたくさんの重機が入り作業を行っています

    この辺りに、警備員の方がいらっしゃいます。
    駐車場や病院の入口をご案内しております。

     工事スペースを超えると、臨時駐車場があります。
     臨時駐車場は4台の為、満車の場合は
     他駐車場をご案内しております    

    ご案内している、契約駐車場や近隣コインパーキングの
    詳細は下記マップをクリックしてください
    駐車料金を一部負担しております。

    病院入口も分かりにくくなっており申し訳ございません。

  暫くの間、ご不便をお掛け致しますがご協力宜しくお願いします。

2021年新入社員紹介                                          2021.4.15

4月、新年度ですね。
今年の桜は、早々と咲き、もうすっかり葉桜になりましたね

    今年もVRセンターには4名の動物看護師が入社しました

  今年は、他院で動物看護師経験者、他業種からの転身、新卒者と様々です

       今年も一言インタビューをしました
          目指す動物看護師
          マイブーム  
                  好きな食べ物

     磯田動物看護師
     患者動物をはじめ、家族の皆様の不安が少しでも
        最小限になるような看護を目指します
        料理が大好きで、100%自炊です
     和食

     杉浦動物看護師
     オーナー様からも院内のスタッフにも、任せて良かったと
        安心していただける動物看護師を目指します
        友人の犬と遊ぶこと、YouTubeで動物の動画や
        ゲーム実況を見ること
        辛いもの・ラーメン

     金山動物看護師
     常に先回りして動ける動物看護師を目指します
        漫画やアニメ、映画を観ることが大好きです
        オムライス

     伴動物看護師
     動物だけではなくオーナー様にも寄り添える
        動物看護師を目指しています
        天気のいい日にお散歩をすることです
        食パン

   マスク会食を心掛け 春満載弁当で交流を深めた4名です

すっかりオンラインセミナーが日常化し、動物病院関連団体が開催している
新人研修も今年はオンラインでの開催となりました。

たくさんの動物病院のスタッフの方とオンラインで繋がりながら
セミナーに参加しました

2時間×2日間のオンラインセミナーで学んだことを活かしつつ
先輩と共に診療に携わっています

献血 ご協力ありがとうございました                                  2021.4.12

前回のブログは人間の献血体験談のお話でしたが・・・
今回は、最近献血に協力してくれたワンちゃんたちの
かわいい写真をお届けします

みんな健康で元気いっぱいのワンちゃんたちで
問題なく献血を実施させてくれました。

ご協力いただきありがとうございました

献血に行くも・・・                                             2021.4.1 

 きれいな桜と、いいお天気
それだけで、気分があがりお出かけしたくなりますが、
もうしばらくはガマンですね。
受付、竹内です。

さて
度々、ブログにも登場していますが、
当院では、輸血が必要な患者様がいらっしゃる際
「献血ドナー」に、ご登録いただいているに、ご来院いただきご協力いただいております。

時には、輸血が必要な前日や当日にご連絡することもあり
急なお願いにも関わらず、都合をつけて駆けつけてくださるオーナー様とには
感謝しかありません。

この感謝の気持ちを、何かでお返ししたい!!
ずいぶんずいぶん前から、考えてはおりましたが・・・

ついに 
2021年の最強開運日
3月31日に献血に行って参りました
大げさですね。
しかし、中々・・・時間やら、いろいろな条件のクリアやら、
コロナ禍という事で予約が必要!などなどで
やっと叶いました

実に5年ぶりです

はじめに、体温測定をして
受付
睡眠時間、最後の食事時間、
    内服、歯医者受診、傷、口内炎!の有無。
もちろん渡航歴なんかも聞かれました。

体重測定
5年前は200ml献血しか出来なかったのに(※体重制限があります)
今では、400ml献血が出来る立派な体重になりました
200ml献血は需要が少ない事もあり、現在受付ていないようです。
体重の軽い方は、成分献血にご協力くださいね。

続いて、タブレットで問診に回答
こちらはさらに細かく23項目も!!

輸血される患者さんの事を思えは当然ですが
念入りな問診です。

さらにさらに医師からの問診。
血圧測定のバンドを巻きながら・・・
「5年以内に手術、入院はされていませんか?」

!!!!!!!!!
記憶を辿る
4~5年前にしています 
はっきりと、何年の何月までは思いだせなかったけれど
前回の献血よりも、前ではないのはたしかです。

「そうですか。では、本日の献血は無理です。」

あ~ここまできたのに無理とは
採血して、貧血などの異常があれば献血出来ない場合もあります。
それは、も同じです。
輸血される側と、献血する側の安全が第一
仕方ありません。
残念ですが、
来年までは、献血できません。

今年1年健康で過ごし
来年、気持ちをお返し出来ればと思います。

 

VNブログ 【愛猫と子供の生活】                                      2021.3.14

こんにちは
動物看護師の安田です。

今回は私の家族を紹介します

私の家には、もうすぐ2歳になる娘と2匹の猫(マンチカン)ななとはるがいます。

ななは、おっとりしているお姉ちゃん(5歳)

はるは、やんちゃものの弟(3歳)です。

 

2
匹は、いつでも我が家の中心でソファもベッドも我が物顔で使っていました。

ところが、娘が産まれると猫たち最優先の生活がガラッと変わってしまいました。

私は初めての育児に追われてしまい、猫たちは娘に追われてしまい、
2匹が安心して休める場所はなくなってしまいました

その結果、猫たちはストレスを溜めてしまい、
今まではしなかった粗相もするように・・・

その上、娘がアレルギー検査を受けると、
猫の項目で高い数値が出てしまいました

このままでは、娘と猫が一緒に暮らせなくなってしまうのでは・・・
と不安で仕方ありませんでしたが、いったん猫専用のお部屋を用意して、
同じ家の中で生活スペースを分けてみることにしました。

生活スペースを分けることではじめは、私たちも寂しさがありました。
しかし、猫たちは数日すると娘に追い回される心配がなくなったのか
キャットタワーの上で安心して気持ちよさそうに寝ることが増えました

また、娘も直接猫たちに触れることがほとんどなくなったので、
アレルギーの症状が出ることもありませんでした。

幸いなことにその後、アレルギーの数値が低くなったので
猫たちとの交流の機会を徐々に増やしたところ、
今ではめちゃくちゃ仲良しに

・・・とまでは、まだなっていませんが(笑)
同じ空間で生活できるようになりました

猫は非常にデリケートな動物です。
そのため少しの変化も彼らにはストレスになることがあります。
新入りが急に来たとなれば、そのストレスはかなり大きかったのだろうと
今では思えます

この経験から、常に動物の目線に立って考えることが大切だと実感し、
動物看護師として患者さんと接するときに活かしていきたいと思います。

もし、動物と子供の生活でお困りのことがあれば、お気軽に相談してくださいね

VNブログ 【愛犬の病気のお話】                                       2021.3.4

こんにちは
動物看護師の北岡です

今回は我が家の愛犬ディオ( M・ピンシャー 15歳 去勢♂ )が患った
病気についてお話させて頂きます。

口の中のできものを発見したのは一昨年の12月頃でした。

                  
              赤く腫れているのが腫瘤です。

すぐに当センターの獣医師に相談し、病理組織検査の為、
鎮静をかけて腫瘤のみを切除しました。

検査結果は・・・悪性黒色腫(メラノーマ)でした。
再発・転移の可能性が非常に高く悪い腫瘍です

悪性黒色腫の場合、広範囲に取り除かなければならない為、
上顎の後ろ半分を切除する手術を行いました。

高齢なこと・心臓も悪い為、麻酔のリスクと闘いながら、
先生達と無事手術を乗り切ることができました

                         手術前
      

                        手術直後
      

少し目の下が凹んでいる程度で、見た目はほとんど分かりません。
手術後、今まで通りしっかりとご飯を食べることができ、安心しました
また、今後の検診は肺や、その他部位への転移確認の為、
数カ月に1回レントゲン検査に通うのみです

転移も認められず、1年が経とうとしていた昨年の9月
下顎のリンパ節(右側の喉の辺り)が腫れていることに気付き、すぐに検査へ。
細胞の検査で『転移を疑う』との結果が・・・。

喉の辺りなので呼吸がしづらく、ご飯を食べづらくなる可能性がある為、
先生には手術を進められましたが、前回同様麻酔リスクを考えると、
今回はすぐに手術に踏み切ることができませんでした。
(この時私は動物看護師ではなく、一飼い主としてディオにこれ以上
つらい思いはさせたくないという気持ちが強く、様子を見ました。)

しかし、検査から約1週間後にはリンパ節の腫れは倍ほどに大きくなり
このままの状態にしておくことはできず、手術することを決めました。

リンパ節の切除の為、前回の手術より短時間で無事に終わりました。
(毎回ヒヤヒヤしていますが・・・

1日入院し、退院しました
リンパ節を切除した為、数日は腫れが続きますが、呼吸は問題なく、
ご飯もしっかり食べることができています


白い帽子は傷口を掻かないようにする為のカバーです。
2週間後の抜糸まではこのままです。


2週間後の抜糸で傷口はほとんど分かりません

現在、他に転移はありませんがこれから先は分かりません。

日頃から何か変化があればすぐに病院へ行くよう気をつけていただければ、
悔いのない治療の選択ができると私は考えています。
今回のディオの件でより一層、動物の苦しみ・小さな変化を分かって
あげられる動物看護師を目指したいと思いました