ネオベッツVRセンター(MRI・CT完備)|大阪の動物病院

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待合の床を張替えました~                                         2012.5.9

前回は、受付のリニューアルについてお伝えしました。
以前よりすっきりして明るくなりましたね
というコメントを頂きました

そして今回は更に・・・・
待合の床を張替えました

祝日は休診の当センター。
(夜間のERセンターは365日診療しています)
ゴールデンウィークの間、センター内は工事の業者さんがフル稼働
休診日を利用して一気に床の張替え決行です

少し前から入院室など床の張替えはスタートしていました。
今回、いよいよ待合の番がやって参りました

以前の床は白くて清潔感はありましたが
素材が少しツルツルしていました。
人間が歩くのには何の支障もありませんが
ワンちゃんには少し不評な様子でした
大慌てで歩くワンちゃんは、爪が当たってるのか
カラカラカラカラと音を立てなが待合を横断していました。

なんと言っても当センターは整形外科や
神経外科で来院される動物たちがたくさんいます。
先生が歩き方のチェックをする機会も多い為
床の素材を見直しました。

今度の素材は滑り難い素材になりました。
色合いも温かみを感じる雰囲気となりました。
難点は汚れが取れにくいとか・・・・・

飼い主さんにも、動物たちにも気持ちよく過ごしてもらえるように
お掃除しっかりがんばります

まだまだ現在、第2手術室も改修工事中です。
全ての装置がなくなり、ガラ~んとなった手術室で
工事の方がなんだか真剣に打ち合わせ。

        第2手術室もパワーアップ間近です

受付リニューアルしました~                                        2012.5.2

3月下旬から改修工事を行っていた受付がようやく完成しました

待合におじゃましていた小さな仮受付ルームも撤去となり
通常の待合に戻りました。

1ヶ月間、こじんまりとした待合で待ち時間を過ごして頂き
ご協力ありがとうございました

今迄二手に分かれていた受付窓口が1列になりました。
初めて来院されるオーナー様にもどっちの窓口に
行ったらいいんだろうという迷いがなくなりました。

               旧受付

               

                新受付

写真では、あまり変わった感じがしないかも・・・・・

当センターの受付窓口はガラス張りとなっています。
新しくなったガラスはピカピカ
窓口に来られた際、ガラスに頭をぶつけられる方が
以前より増えています。。。。
開口部分は狭いのでお気をつけください

実は受付裏にはこんな2匹が・・・・・
前回紹介した仙台からの里子たちです
1匹は巣立ち、まもなくこの2匹も巣立っていきます。
すっかりスタッフたちのアイドルとなっていたので
なんとなく寂しいなぁ。。。。。


         2匹はいつも仲良し。
 広いサークルのなかで、なぜか小さなトイレで
 仲良く過ごしています


     もっと近くに寄ってみました。
     いったいどうなってるんだろう
     2匹が一緒の日も、もうわずか。
     たくさんたくさん仲良ししています

かわいい珍客さん♪                                              2012.4.25

当センターには、病院と別棟に事務局があります。

いつもはカチカチパソコンの音、ウィ~ンウィ~ンコピー機の音
事務業務に励んでいます。

そんな事務局に珍客さんが来ました

珍客さんは・・・・・
とってもかわいい3兄弟

なんと3匹の仔猫です。兄弟でも全然性格が違います。

              
                  1番にご飯もたっぷり食べた
                   好奇心旺盛さん

               
                      しばらく震えてた
                  ちょっと怖がりさん

        
                 とっても美男子
                 イケメン君

当センターは二次診療施設なので予防を目的に来院される
動物たちはいません。
健康な仔猫が初診で来ることもないのでまさに珍客さんです
実は東日本大震災の里子たちなんです。

「仔猫が来たよ~!!」の情報は一気にセンター内を駆け巡り
そそくさと見に行くスタッフ
見たら飼いたくなるから見に行かないスタッフ

しばらく事務局はまったりしています………
ず~っと見てても全然飽きない仔猫たち


              癒される~っ

新入社員紹介♪                                               2012.4.4

4月、新年度がスタートです

当センターにも3名の動物看護師が新入社員として加わりました。

先日、入社式・オリエンテーションと新入社員は
盛りだくさんな1日を過ごしました。

重症患者さんとの関わりが多い当センター
動物看護師長から、当センターの目指している
看護体制についてのお話もありました。

●入院動物にとってストレスの少ない病院作り
●好感を持たれる身だしなみ
●入院動物、飼い主さん家族のためにできる限りのことをおこなう
●共に喜び共に涙を流すことができる看護をおこなう

          ピカピカの新入社員です

ひと言インタビュー
どんな動物看護師を目指していますか?

左から順番に・・・・
西動物看護師
飼い主さんから信頼を持ってもらえるような動物看護師になりたいです。

熊﨑動物看護師
飼い主さんとの応対、スタッフ間の業務がスムーズに行える様な
雰囲気をつくっていきたいです。

魚住動物看護師
飼い主さんの気持ちが理解できる動物看護師になりたいです。

どうぞよろしくお願いします

夕方の動物看護師                                              2012.4.1

夕方の動物看護師は大忙し

当センターには入院室が約25室
満室になることも・・・
今日はワンちゃん15頭とネコちゃん2頭が入院しています

入院動物たちが多いと動物看護師は朝夕の
処置にてんてこ舞いです

毎日16時頃になると入院動物たちの処置リストが処置室に並びます。
    
      動物看護師たちは、先生からの指示を確認。
    

白内障で入院中のレオちゃんも夕方の処置がスタート
レオちゃんを入院室から処置室へ移動。

    
        まずはひとつ目の目薬を点眼

続いてバイタルチェック
バイタルチェックは体重・体温・心拍数・呼吸数を測定します。

    
     お尻にスッ~と体温計を・・・・体温測定中です
     ワンちゃんがじっとしてくれるように支えることも
     動物看護師の腕の見せどころ

    
    すべてのチェックが終われば、入院カルテに記入
        入院カルテにはたくさんの看護の記録が記入されています。
   
    
         最後にふたつ目の目薬をさして

    
       目の周りをきれいきれいしてお部屋に

     
          とってもいい子にできました

お部屋には夕方のご飯が・・・
『 ご飯食べてね 』と声をかけて、動物看護師は
次の動物たちの処置をおこないます。

入院動物によって処置は様々
先生と連携して日々おこなっています。

受付リニューアル中                                             2012.3.22

開院時から親しんできた受付が現在リニューアル中です

         見慣れた受付が・・・・

         見慣れた待合が・・・

         半日で大変身

以前に来院された飼い主さんは入口を入って
アレアレレと一瞬ビックリ

1ヶ月ほど受付が待合にお邪魔しています。
待合が狭くなって申し訳ございません。

外の駐車場に第2待合室を設置しています。
少し離れていますが、受付からちゃんとモニターで
確認しているので安心してお待ちください。

第2待合室はとっても静かな空間。
無の気持ちになりたい方にはおススメの離れです
ちょっといいように書きすぎました。。。
期待しすぎないで来てください。
診察は通常通りおこなっています

腫瘍科の・・・”田戸雅樹先生”                                        2012.3.13

久しぶりにスタッフの紹介をしま~す
今回は腫瘍科の“田戸雅樹先生”を紹介します♪♪

田戸先生は一般診療施設で勤務した後、
当センター併設の夜間救急(ERセンター)で多くの
緊急症例の診療を行いました。
現在はVRセンターに来院するガンに苦しむ動物たちの
診療を一手に引き受けています。

★診療部門★
腫瘍科

★主な症例★
腫瘍全般

動物たちの寿命が長くなり、腫瘍で来院する動物たちは
とても多くなっています。
田戸先生の診察も年々混み合ってきています

 今回は内視鏡検査中の田戸先生に密着

  田戸先生は、腫瘍の状態を確認する為にCT撮影や
  内視鏡検査を毎日行なっています。
  
  今回は下痢と血便の原因を調べています。
  モニターを確認しながら患部へと内視鏡は進みます

  
  真剣な視線と絶妙な手さばきで患部を捉えます

  
  動物たちとスタッフに優しい先生
  看護師さんとのやり取り中は表情も穏やかに

  検査が終わり、腫瘍の状態が確認できれば
  治療プランを検討します。外科手術、抗がん剤治療。
  先生は動物たちにとって最良のプランを提案

  
  そんな田戸先生は院内のムードメーカー的存在
  スタッフからの注目度は大
  宴会ともなれば田戸先生ネタは数々登場します。

    似顔絵コンテストのお題にもなります
    こちらが最優秀賞に
   
     実に味のある作品
         田戸先生自身からのコメントは
    「顎の割れがほしかった・・・・」と顎に一筆

今回は、特にマダムから人気の高い田戸先生を紹介しました

株主総会                                                      2012.3.5

3/3(土)ネオベッツの株主総会がありました。


  
動物病院なのに株主総会ちょっと不思議。。。。 

当社は普通の動物病院とはちょっと違う病院です。

何が違うかというと・・・
高度医療を中心に行う二次診療施設であること
初診時は主治医の先生からの予約が必要であること

そんな当社は、近畿県を中心にした動物病院の
先生方の出資によってできた病院です

当社の歴史を簡単に・・・
◆平成元年:ネオベッツは誕生しました
大阪市内に日本初の夜間救急動物病院を設立
  

◆平成4年:堺市に夜間救急動物病院が移転
  

◆平成13年:CTセンター設立
株主病院の一室を借りてCTを導入しスタート
  

◆平成17年:玉造に夜間救急動物病院を併設した
現在のVRセンターが完成
  

◆平成18年:VRセンターにMRIを導入

◆平成19年:CT装置をリニューアル
高速撮影で3D画像も撮影できるようになりました

◆平成23年:堺市の夜間救急動物病院閉院
19年間夜間の急患のための診察をおこない
ネオベッツのベースとなった病院でした。

現在は玉造の施設に一本化して診療を行なっています。

会社設立時は26名だった株主さんも現在は143名。
すべての株主さんは開業獣医師の先生方です。
当社ホームページの中で株主病院として紹介しています。
(診療のご予約は株主病院以外の動物病院からも可能です)

今年も株主の先生方に、当社の昨年度の活動報告と
今年の展望をお伝えし株主総会は終了しました。

ネオベッツは今年も前進し続けます
新プロジェクトが徐々にスタート
近々お伝えします

横浜で学会がありました                                            2012.2.21

2/17(金)~2/19(日) 横浜で獣医学関連の大きな学会が開催されました。
会場のみなとみらいは、海沿いのため寒風が吹き荒れとても寒かったです

大きな学会は年に数回全国各地で開催されています。
全国の獣医師、動物看護士、動物関連の学校に通う学生さんなどが
多数参加しています。

今回、当センターからもスタッフ数名が参加しました。
また、宇根センター長が“失明をおこす神経疾患”
眼科の小山先生が“失明をおこす網膜疾患”と題して
発表を行いました
3日間で100件以上の発表が行われる大きな学会。
参加したスタッフは学んだことをレポートにまとめ
他のスタッフにも情報が共有できるよう、院内で取り組んでいます

この様な学会では、市民講座も開催されています。。。。
今回は”ペットの遺伝病とペットロス”というテーマで
大学の先生が講演を行っていました。
一般の方も参加できるので、機会があれば是非行ってみてください。

動物関連企業によるブース展示も行っているので
新商品のペットフードや動物たちに役立つグッズの紹介も行っていますよ

被災地 宮城県を視察して・・・                                         2012.2.7

今回は宮城県の被災動物たちの現状についてお伝えしたいと思います。

震災後、仙台市は動物たちの保護を、動物管理センターや
動物病院で行いました。
各動物病院で、約190頭の動物たちを一時的に預かっていました
その為、シェルターは作られませんでした。

今回は仙台市の動物管理センターと黒川郡の動物愛護センターを視察しました
普段は飼育アドバイス、動物愛護業務、子供ふれあい事業などを行い
保護動物たちの殺処分減少に勤めている施設です

  ~ 視察地 ~

【仙台市動物管理センター】               

 5月、センター内に仙台市被災動物救護対策本部が設置されました。
 仙台市内の被災動物たちの保護と譲渡が行われています。

   
  ネコちゃんルーム
   上り下りができる台、小さなキャットタワーがあるお部屋
  ケージタイプのお部屋
  どちらもこじんまりしていますが、みんなご飯を食べたり・・お昼寝したり・・
  広々としたお部屋で過ごせる日を夢見てそれぞれの時間を過ごしていました。

    
  ワンちゃんルーム
  ワンちゃんが見守る中、センターの方がピカピカにお掃除中。
  衛生面にも十分な配慮が
  外の広場で爽やかな空気に触れ、リフレッシュ中のワンちゃんも・・・

 ~ 。。。。。。。。。 ~ 。。。。。。。。。。。。。。。。 ~ 。。。。。。。。。 ~ 
  
                センターの中にはたくさんの掲示物があります

           
         譲渡猫に関する情報板               失踪犬猫に関する情報板
 

     
           譲渡犬に関する情報板               神戸からの応援メッセージ

震災後、飼い主さんが分からない56頭 50~60頭が保護されました。
毎月譲渡会を開催したり、センターの方たちの尽力により
ワンちゃんは51%、ネコちゃんは19%が飼い主さんの元に行きました
成猫はなかなか行き先が見つからないそうです。。。

【宮城県動物愛護センター】

 7月、センター内に宮城県被災動物保護センターが設置されました。
 仙台市以外の宮城県内の動物たちが集まっています。
 宮城県では推計10,241頭(11.4%)のワンちゃんが被災しました。


  広場にはたくさんの動物たちが・・・・
  譲渡を待っていたり、一時預かり中でお迎え
を待っていたり
  限られた物資と支援の中、ギリギリの運営なのだそうです。


  ワンちゃんたちも東北の寒さは身にしみるようです
    寒さをしのぐためにビニールハウスの中にストーブを設置。
   防寒対策にも気を遣われていました

   
 動物たちにはマイ紹介ボードが      愛嬌たっぷり
 クロちゃんの性格は・・・          まだまだ遊びたい年ごろです
 “臆病で少しのことでびっくりします”

              
                         大勢の視察団を、 たくさんのワンちゃんが
                   お見送りしてくれました
           
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
仙台市では、動物たちと一緒にいたいと同行避難された方が
多数いらっしゃいました。避難所では想定外のこと 
当初は鳴き声や臭いでトラブルが多発しました。
「ペットクラブ」を作り飼い主さん同士のコミュニケーション
スペースを作ったり
獣医師が動物たちの情報が記録できるようにと
「どうぶつと家族を結ぶ手帳」を作り、避難所で配ったり
様々な活動により、避難所や仮設住宅で動物たちと一緒に
過ごすことができるようになりました

今回、動物たちのために公的な資金提供はありませんでした。
すべての資金は東京にある緊急災害時動物救護本部からの
義援金で賄かなわれました。
緊急災害時動物救護本部は、動物関連団体によって構成された
団体です。大災害時など、被災動物の救護救済を行っています。

今後、動物たちの権利が更に尊重され、人間と同じ命ある生き物の
支援に県や国から公的資金が割り当てられるような社会になって
ほしいと思います。
虐待や遺棄される動物たちがゼロになるよう、日頃から
私たちがマナーを守り最期まで責任を持って飼うことが
その第1歩に繋がるような気がします