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大阪動物愛護フェスティバルに行ってきました~ 2011.9.29
今回は院内から外へ飛び出して・・・・・
先日ブログで紹介した、大阪動物愛護フェスティバルに行ってきました。
会場は大阪市中央公会堂
長寿犬猫たちが表彰されていました。
最高齢は 19歳 26歳
当センターの患者様も表彰されていました。すばらしい
『やさしいシニアドッグライフ』と題して講演がありました。
“犬の長生き10ヶ条”を聴いてきました~
①しつけができている
基本のおすわり、ふせ、抱っこができることも大切!!
②お家でお風呂に入れる
高齢になるとお家でお風呂にいれる機会も増えてきます
③肥満ではない
野菜を混ぜるとヘルシーなのに満腹感アップ♪♪
④人の食べものをあげていない
化学調味料や冷たいもの熱いものもダメ。。。
⑤運動をしている
ストレス解消にもなります!!
⑥歯みがきをしている
歯周病は消化器や循環器病の原因に。。。
⑦かかりつけの病院をもつ
カルテがあれば相談にものってもらいやすいですよ!
⑧予防薬で寄生虫病を防ぐ
フィラリア予防は大切
⑨去勢、避妊手術をおこなっている
生殖器に関する病気の予防に。。。
⑩屋内で飼育をしている
屋外飼育のメリットを取り入れることも大切!
高齢動物の介護と、病気で闘う動物たちの看護には
たくさんの共通点を感じました。
当センターには重篤な動物たちが多数来院します。
飼主さんは我が家の動物たちの快適ライフを願い
検査や手術を受け、看護に励まれています。
日々、私たちにたくさんの癒しや思い出を与えてくれる動物たち。
今まで癒してくれた分、いつかは私たちが癒してあげる時期がきます。
家族の一員として迎えた縁を大切にし、
最期まで看取ることは飼主の責任だと感じました。
日頃から・・・
爪きり、肛門嚢絞り、歯みがき、お風呂などのお手入れ
7歳を過ぎたら・・・
1年に1、2度の血液検査を含んだ健康診断
手作りグッズで快適な環境作り
必要になれば・・・
歩行、排泄、食事の介護
現在、動物たちがもっと尊重される社会になるよう
いろんな活動が行われています。
動物たちを愛する人たちはたくさんいるんだな・・・と感じる1日でした
11/13(日)10時~16時 大阪城公園でもイベントがあります。
遊びにいってみてください。ワンちゃんと一緒に参加できますよ
献血のご協力ありがとうございました。 2011.9.20
先日、ボルゾイのアキラちゃんが献血に来てくれました
人間同様ワンちゃんの血液も不足しています
当院ではドナー登録のお願いをしています。
現在までに登録頂いたワンちゃんは約45頭。
ドナー登録には年齢や体重などの条件があります
一定の年齢に達すると引退となってしまいます。
その為、なかなか登録頭数が増えないのが現状です。
今日は献血に来てくれたアキラちゃんに密着してみました
朝の10時過ぎアキラちゃんへお願いのお電話
献血は数日前~当日の朝に
突然お願いさせてもらう事が多いんです。
いつも急なご連絡ですいません。。。
アキラちゃんはしつけ教室でお勉強中でした
たくさんお勉強してお疲れのところ
15時頃に来てくれました
身体測定後、血液検査へ
アキラちゃんの検査結果はバッチリ元気
血液検査で問題がなければ早速献血へ。
ドナー登録頂いているワンちゃんは大型犬がほとんど。
みんなパワーモリモリ
アキラちゃんも普段はお上品でおしとやかなワンちゃん
しかししかし、やっぱりパワーは秘めていました
アキラちゃんが楽にじっとしてくれる体勢を探り・・・
採血担当の先生+採取後血液管理の先生+保定担当の先生と看護士さん2名
総勢5名で採血開始!
少し太い・・・と思う針を、先生がすーっと血管へ
今回は350ml献血して頂きました あっ!カメラ目線
後ろには看護士さんが隠れています
献血後は点滴で水分補給。
そして・・・おやつタイム
アキラちゃんはクッキーがお気に入りでした
アキラちゃん、とってもいい子に献血させてくれてありがとう。
お母さんも突然のお願いにもかかわらずご協力頂きありがとうございました。
帰り際のベストショット
アキラちゃんから頂いた血液は脳腫瘍の手術の
ワンちゃんのため使わせて頂きました。
献血ドナー登録に関してご興味を持ってくださった方は
当センター事務局へご連絡ください。
連絡先:06-6977-0760
初回登録時には感謝状と血液型刻印カプセルをお渡ししています。
輸血によって命が救われるワンチャンのために
ご協力お待ちしています。
秋を感じるような・・・残暑厳しいような・・・ 2011.9.11
青く澄んだ空と朝晩の涼しさから
なんだか少し秋らしくなってきたなぁ。。。と感じる今日この頃。。。
きっとワンちゃんネコちゃんも過ごしやすくなってきたなぁと思っているはず
猫も寝ているポーズが・・・・・秋バージョン
夏は・・・お腹全開~
最近・・・少し丸くなってきた。。。
今年も暑かった8月
VRセンターにはどんな種類のワンちゃん
ネコちゃんが来院されていたか調べてみました。
当センターは主治医の先生からの紹介で、詳しい検査のみで来院される
患者様も多く、1度しか来院されない患者様も多くいらっしゃいます。
★犬猫の割合は・・・
9割 1割
★犬種別は・・・
1. ミニチュアダックスフンド
2. トイプードル
3. MIX犬
4. チワワ
5. シーズー
ネコちゃんは圧倒的に日本猫が多く来院されていました。
★世間で公開されてる人気犬種は・・・
1. トイプードル
2. チワワ
3. ミニチュアダックスフンド
上記3種類の犬種が全犬種の5割を占めています。
当センターに来院される患者様も同犬種が多数!!
同じ犬種でもみんな様々な理由で来院されます。
その動物たちの病気の診断と治療に
スタッフみんなで取り組んでいます。
そしてそして・・・楽しいイベントのお知らせです
9/24(土)・11/13(日)に" 大阪動物愛護フェスディバル2011 "が開催されます。
講演会や各種イベントが盛りだくさん!!入場無料です★
詳しくは → http://www.osakasiju.jp/ap.html
当院も協賛しています。ぜひご参加ください
軟部外科&循環器の・・・”進学之先生” 2011.9.4
今回は軟部外科の“進学之先生”を紹介します♪♪
進先生は学会発表、セミナー講師、執筆依頼など
院外活動にも多数励みつつ日々の診療をおこなっています。
★診療部門★
軟部外科・循環器
★主な症例★
門脈シャント・会陰ヘルニア・動脈管開存症・腫瘍
診察件数がVRセンターで最も多いと思われる進先生は
時間が許す限り患者様を受け入れるとってもパワフルな先生です
そんな先生と看護士さんは絶妙なチームワークで診察・手術を行っています。
“ チーム 進 ”をのぞいてみました
進先生といえばCT
ほぼ毎日CT撮影をおこなっています。
当院のCTは短時間の撮影で全身の病変を確認できる
高性能な装置です
ワンちゃんネコちゃんは動いてしまうので全身麻酔をかけます。
短時間で撮影を行う為、麻酔のリスクも最低限
撮影箇所の微調整が終われば撮影へ。
患者様がいるCT撮影室の隣の操作室でデータ確認
撮影が終わると、飼主様をこちらのお部屋にご案内して
画像をお見せしながら検査結果をお伝えします。
眩い光が差し込んでいる小窓の向こうが撮影室。
妙に明るいですが怪しい光がでているわけではありません。。。
写真の加減ですぅ。。。
撮影室で麻酔から覚めようとしているワンちゃんネコちゃんも
確認していただけます
そして手術となれば・・・
“ チーム進 ” の結成です
本日のチーム進は、総勢4名のパワフルメンバー
ベテラン看護士は麻酔の管理や助手を担当することも
進先生は麻酔にもシビア
看護士さんも緊張の瞬間です
そんな進先生の手術2大アイテムは、
先生愛用のブルーの手術帽+手術前の1本の栄養ドリンク
これが困難な手術に立ち向かうサポートアイテムかも・・・
そして入院中の患者さんの様子を特に気にする先生は
お休みの日も病院に患者さんの様子確認の電話を。。。
今日は退社した?と思ったら私服に着替えてまた病院へ。。。
先生の頭の中は入院中の患者さんでいっぱい
貫禄ありますが意外と若い進先生を紹介しました。。。。
VRセンターへご案内します 2011.8.29
VRセンターは大阪市東成区にあります。
電車の場合
最寄駅はJR環状線の玉造駅と地下鉄長堀鶴見緑地線の玉造駅です。
お車の場合
最寄の大通りは長堀通りです。
長堀通りまではたどり着けてもそこからがちょっと難しい
快適に走っていると曲がって頂きたい道をひょいっと通過してしまうようで・・・
予約時間が迫ってくると受付には
「近くまでは来ていると思うのですが・・・・」の電話がリンリン鳴ります
ほとんどの方は、ホントにいい所まで来て下さっています。
もうひと息が・・・
VRセンターは長堀通りから細い一方通行の道を入って住宅街?
印刷会社地帯?のような町の一角にあります。
その一方通行の道を入り損ねると遥か遠くに行ってしまいます
何かのイタズラかのように紛らわしい道が並列しています。
一本入り間違えると、申し訳ないほどの距離を回ってもう一度
長堀通りまで戻ってきて頂くことになります
参考までに
この長堀通りを今里方面に向かって
JR環状線の高架をくぐってください。
すると・・・すぐ左側にBookoffが!
Bookoffの右隣の一方通行を左折してください
ハンコ屋さん(東洋堂)を挟んで右隣の道を左折すると・・・
あさっての方向行ってしまいます
長堀通りでこの道この道と思った方は遠慮なくお電話ください
この道ですとご案内します
一方通行を入ったら約200m。
グレーと黄緑色の細長い看板を目指してください。
焦らず安全運転でお越しください。
駐車場は病院の前にあります
整形&神経科の・・・”戸次辰郎先生” 2011.8.18
今回は外科部門の “戸次(べっき)辰郎先生” を紹介します♪♪
戸次先生は一般診療施設で副院長として勤務した後、
現在はVRセンターのメインスタッフの一人として、
整形外科を中心に診察を行っています。
★診療部門★
整形外科・神経科
★主な症例★
骨折 ・ 前十字靭帯断裂・椎間板ヘルニア
いつも冷静に診療を行う先生は、一見クールですが
実はポツリポツリとおもしろい事をつぶやいています
整形の手術中の先生は・・・
整形外科の手術はたくさんの器具を使っています。
大工さんのようなパワフルな器具もスタンバッテいます
今日は前十字靭帯断裂をおこした大型犬の手術です。
前十字靭帯が断裂すると・・・歩くたびに痛みが走るの。。。
まずは骨を切って、魔法のプレートを設置。
膝の骨が安定するので、歩く時痛みを感じなくなります。
手術は1時間強で終わり、2~3日の入院後退院です
先生は当院で開催している整形外科のカンファレンスで
症例報告も担当しています。
近隣の動物病院の先生方と一緒に様々な症例について、
診療後夜遅くまでディスカッションをしています。
そんな先生をいつもデスクで迎えてくれるのは・・・・・・
カオマルくん
絶妙な表情と感触で先生が癒されているかは??
それよりもやっぱり1杯のビールかな
いえいえ2杯 ・・・ 3杯 ・・・ 4杯 ・・・ かも
初診の患者様へ 2011.8.8
当院の受付にはこんな文字が・・・・
『 Osaka Veterinary Referral Center 』
と書いています
時々オーナー様に「どんな意味ですか」と聞かれます。
“ 獣医師(ホームドクター)からの紹介を受けて診療を行う施設 ”
ということですとお伝えしています。
VRセンターの“V”と“R”はその頭文字をとっています
当院で、高度動物医療の受診をご希望の患者様は
ホームドクターの先生からのご紹介が必ず必要です。
・・・受診頂くまでの流れ・・・
①ホームドクターの先生にご相談ください。
②先生から診療のご予約を当院に入れて頂いてください。
電話・FAX・メールで受付けております。
③当院獣医師がお申込を確認後、診療日の候補をホームドクターの
先生にお伝えします。
※ご希望日がありましたらホームドクターの先生にお伝えください。
予約状況により、ご希望に添えない場合もあります。ご了承ください。
※完全予約制の為、ご予約のない診療はどのような場合にもお受けできません
※受診に際してのお願いはホームドクターの先生にお伝えしています。
詳しくはこちらをご確認ください・・・・・・・・
神経科は・・・ ” 王寺隆先生 ” 2011.7.31
今回は神経科の ”王寺隆先生” を紹介します♪♪
王寺先生は、フロリダ大学の大学院で2年間神経外科を学んだ後、帰国。
MRI部門のエースとして、多い日には1日5件のMRI撮影を行っています。
★診療部門★
神経科
★主な症例★
椎間板疾患・脳疾患・脊髄疾患
ちょっぴりシャイな王寺先生はMRI室が第2のお家
と言ってもいいくらい、大半はMRI室にいます。
患者様が来院されると『〇〇(看護士さんの名前)行こか!!』と
看護士さんに声をかけ診察へ
MRI室での王寺先生は・・・・・・
問診を終え、血液検査等に問題のない患者様はMRI検査に入ります。
ワンちゃんやネコちゃんは検査中も動いてしまうので麻酔をかけて
MRIの撮影をおこないます。
MRI室の中ってどうなってるの
高周波の磁場が張り巡らされているよ
金属の物を持って入ることはとっても危険
当院では安全をしっかり確認して検査をおこなっています。
MRIは、レントゲンで確認できない細部まで
体内の状態を確認できる高性能機器
先生の目の前の小窓の向こうが検査室。
検査中は、小窓の上にあるモニターで患者様の様子を常時確認。
そして同時に撮影画像も映し出されます。
先生はたくさんのモニターをくまなく確認
いかなる病変も見流さない先生は
実はやさしい目をしています 写真は・・・
検査の結果がでたら、早速カルテに結果を入力
患者様をお預かりして1時間~1時間半後には
撮影画像をお見せして検査結果をお伝えします。
MRI室をでた先生は・・・手術室へ
今日は椎間板ヘルニアの手術
この拡大鏡を取り付けると、患部が2.5倍に大きく見えます
そして先生の手にかかれば小さな小さな病変までスッキリ取り去ることができます
椎間板疾患の場合、早期に手術できたかどうかで術後の回復に影響がでるため
緊急手術が必要な患者様は、診察後の夜に手術を行います。
先生はいつも遅くまで病院に残って、ワンちゃんネコちゃんが
幸せに暮らせる様サポートを行っています。
病院でフルに体力を使った先生は病院をはなれると・・・
すぐ寝てしまいます
しか~し!!
お酒を飲むと一気に陽気に
今回は、絶妙なタイミングで“やる気スイッチ”の切り替えをしている
王寺先生を紹介しました
安全第一。工事中 2011.7.21
7月中旬からネオベッツVRセンターが入っているビルの工事がスタートしました。
4階建のビルの1階がVRセンターです
工事中は病院前の駐車場が若干狭くなっています。
駐車場が満車の際は受付に声を掛けてください
近隣のコインパーキングをご案内します。
駐車スペースが現場事務所になっております。。。
また、病院待合室のガラス窓に沿って工事の足場を組んでいます。
待合室からの絶景が・・・
いえいえ普段から駐車場しか見えてません。。。
病院入口のスロープも足場設置のため、通りにくくなっています。
鉄パイプにはご注意ください
しばらくご迷惑をおかけしますが、耐震補強工事のためご了承ください
眼科といえば・・・ ♪ 小山博美先生 ♪ 2011.7.17
今回は眼科の ”小山博美先生” を紹介します♪♪
小山先生は、アメリカで眼科研修を行った後、関西の数少ない眼科専門診療担当医として
あらゆる眼の疾患に立ち向かっています。
★診療部門★
眼科
★主な症例★
白内障・緑内障・角膜潰瘍・網膜疾患
大きな声で丁寧に診察を行う小山先生は、眼科専用の暗室になる診察室で診察を行っています。
そんな先生の声が心地いいのかなにか特別なフェロモンでもでているのか
先生はワンちゃんから大人気
また、先生は几帳面な性格。
眼科専用に作成したカルテに、とても丁寧に患者様の状態を記入しています
眼科検査の様子をのぞいてみました
トノペンという機器で眼圧測定中。
緑内障の患者様には必ず行う検査です。
眼圧が高いと眼が痛いの。。。
眼に直接ジェルをつけてエコーの検査
水晶体の形に異常がないかな?
眼の奥の網膜に異常がないかな?
スリットランプという機器で眼の中の状態を確認中
これは・・・
麻酔をかけておこなう検査、網膜電位図検査です。
網膜が働いているかどうかを確認できます。
網膜にライトをあてる為の光源を メガネをかけてしっかりデータ確認中
セッティング中
今回は眼科検査の一部をご紹介しました。
繊細な検査に励む先生は、学会の講師を任されたり院外でも大忙し。
また、先生を訪ねて他の病院から眼科の研修を受けに来られる先生もいらっしゃいます。
そんな勢力的診察を行う先生の1日の終わりは1杯のコーヒーでホッとひと息
今日も1日お疲れさまでした